〔第3弾〕なつかしの留萌鉄道復刻きっぷ&ポストカードセット 【3008-01】
●なつかしの留萌鉄道ポストカード&復刻きっぷセットとは 留萌鉄道は1930年、雨竜炭田から産出される石炭を留萌港へ運炭することを目的に開業されました。現在、留萌鉄道に関する資料は非常に乏しく今回、かつての有人駅4駅(幌新駅・新雨竜駅・太刀別駅・昭和駅)の入場券と乗車券(裏面に通し番号付き)を、当時の硬券で再現し、ポストカードとセットにしました。 ※硬券とは硬い厚紙で作られた乗車券のことで、鉄道などの乗車券として古くから使われていましたが現在はその姿を見る事は少なくなりました。 ●なつかしの留萌鉄道ポストカード&復刻きっぷセット作成の経緯 1910年(明治43年)11月23日に旧留萌鉄道の深川-留萌駅間の開通に伴い旧留萌鉄道の駅の一つとして「沼田駅」(現在の石狩沼田駅)が開業しました。 また、「学園都市線」の正式明記名称である「札沼線」(さっしょうせん)は、札幌と石狩沼田駅から一文字ずつ取って付けられた名称であり、現在は廃線となっていますが、古くは札幌(現在の桑園駅)と留萌本線と接する石狩沼田駅までの路線でもありました。 開業から110年以上が経過した現在も、JR北海道が運営する路線の一つである「留萌本線」として、地域の公共交通はもちろんのこと、観光業等にとっても大きな役割を果たしております。 留萌本線の駅の一つである恵比島駅は、NHK連続テレビ小説「すずらん」のロケ地として採用され、現在も明日萌駅の愛称でも親しまれています。 しかしながら、全国的な人口減少が進む中、留萌本線の利用人数が減少しており、留萌本線の存続が危ぶまれている状況でありますが、公共交通については、高齢化が進む中、通院や外出の支援など地域の大切な移動手段です。そのため、北海道沼田町ではJR留萌本線の存続に向け、沼田町商工会・沼田町観光協会と連携した中で、町内外に向けた利用促進事業の展開や駅舎に人々が集い賑わう環境整備などを図ってまいります。本町開拓の祖「沼田喜三郎翁」のご尽力により敷設され、今もなお町民の足として貴重な公共交通である鉄道を地域全体で守り・育てていく機運を高め存続の可能性を探って参りますので、ぜひとも「沼田町ふるさと応援きっぷ」でのご支援をお願いいたします。