八木澤商店 素材の味を生かしたスープ5種 『まで~にのスープセット』
大地の恵みがもたらした素材の味とシンプルな味付けで、風味や食感を味わえる、『まで~にスープ』5種類を詰め合わせました。 それぞれのスープの味をお楽しみください。 ◆豆と押麦の満腹スープ 鶏肉と昆布のあっさりとした出汁に、歯ごたえのある大豆と、プチプチした食感の押麦をふんだんに加え、煮込みました。 ◆短角牛の濃厚トマトスープ 若手のブランド牛、短角牛は脂肪分が少なく、旨み成分たっぷりの良好な赤身肉です。 トマトとじっくりコトコト煮込むと、相乗効果でうまみがぐんとアップ! ◆しょうゆ屋の和風オニオンスープ じっくり炒めて甘みを引き出した玉ねぎを、かつお節と昆布でとった一番出汁で煮込みました。 中に入っているお麩はフランスパンの代わり。和食、洋食どちらにも合うスープです。 ◆枝豆と白だしのポタージュ 色鮮やかな枝豆を丁寧に裏ごしし、特製白だしをプラスしました。 クリーミーな枝豆の旨みに、白だしの旨みがとけあいました。 ◆南部一郎かぼちゃのポタージュ 岩手県産一関市の特産品「南部一郎かぼちゃ」を裏ごしし、特製の白だしを加えました。 岩手の寒暖の差で甘みが増したかぼちゃと白だしの旨みがとけあいます。 ※個包装パッケージのデザインが変わることがあります。 【事業者】株式会社 八木澤商店
- 容量
- 豆と押麦の満腹スープ 200g×1袋 短角牛の濃厚トマトスープ 200g×1袋 しょうゆ屋の和風オニオンスープ 200×1袋 枝豆と白だしのポタージュ 200g×1袋 南部一郎かぼちゃのポタージュ 200g2袋
醸造業としての再生
私たち八木澤商店は、たくさんの方々に支えられ、震災から一年と七ヶ月を経て、本社営業事務所を陸前高田市に戻すことができました。
以前営業していた場所から六kmほど内陸の矢作町に十月一日より移転、店舗も同敷地内に構えることができました。
そして十月十三日、醤油醸造工場とつゆたれ製造工場を一関市大東町に竣工するに至りました。
思い起こせばどれだけの人にお世話になり、ここまでこられたのか。
この一年と七ヶ月で約三千人の方と出会い、新しい道も拓けてきています。感謝しても感謝しきれません。
これからも八木澤商店は地域に根ざし、よいものをつくり、食卓に喜びと感動を生み出し、みなが健康で、幸せに包まれるように祈りながら、仕事をしていきます。
これを八木澤商店はみなさまにお約束いたします。
この一年半、一緒に頑張ってきた社員には大変な苦労をかけました。
多くの不安と戸惑いの中、今日までやってこられたのは社員やそのご家族の支えのお陰です。
一日も早く再建し、全社員の暮らしを安定させ、経済的にも精神的にも豊かになる、良い会社にしていきます。
今日まで本当にありがとう。明日からまたがんばりましょう。そして、今日から生まれる命の息吹を大切にしていきましょう。
「いかに苦しいことがあっても、ヤケになるのは短慮の極みである。
逆境にある人は常に、もう少しだと言って進むといい。やがて必ず前途に光がさしてくる。」 新渡戸 稲造
八木澤商店も常にもう少しだと進んできました。
数多くの尊い命が大自然の驚異によって奪われ、たくさんの別れを経験しました。
いつか、遺された人達の心が癒され、心から笑える日が訪れることを信じています。
私も、生き残った者の一人として精一杯生きて多くの魂に報いたいと思います。
これまで八木澤商店を支えてくださったすべての方に、心よりの感謝をお伝えするとともに、これからのみなさまの幸福を願いながら、再生の狼煙をあげたいと思います。
これからも、どうか見守ってください。何卒、よろしくお願いいたします。
株式会社 八木澤商店
代表取締役 河野通洋
心つないで
震災を機に、醤油・つゆたれ製造工場を一関市に建設した八木澤商店。
後ずさりせず、積極的にいろいろな場所へ赴き、多くの出会いによって新しい道の開拓も行っています。
この間、代表取締役・河野氏と社員、そのご家族は多くの不安と戸惑いの中もがき戦い続けました。
会社の再建、全社員の暮らしの安定、経済的にも精神的にも豊かになる会社を目指して。
社員は河野氏に感謝し、河野氏は社員に感謝。
八木澤商店の皆さんは、日々のほんの小さな出来事にも、当たり前のように見える繰り返しの中でも決して感謝を忘れません。
地域に根ざし、良いものをつくり、食卓に喜びと感動を生み出し、みなが健康で幸せに包まれるように。
たくさんのものを無くしたからこそ生まれた愛を、ささやかなことに感謝し大きくしてみんなに届けたい。
八木澤商店の商品は、つくり始めから終わりまで感謝と祈りが込められているのです。
“今日までありがとう 明日からまたがんばりましょう 今日から生まれる命の息吹を大切に”と。