いがまんじゅうとは、赤飯で包まれたおまんじゅうのことを指します。 これは鴻巣市（旧川里町）が発祥とされ、埼玉県北部地域で広く親しまれています。 その名前は、「栗のいが」に似た見た目から名付けられました。 食べ応えがあり、地域ではおやつと食事の中間的存在として、家族や親族が集まるお盆などの機会によく楽しまれてきました。 平成19年には農林水産省が選定した「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれました。 地域や店によって、いがまんじゅうには様々な特徴があります。 例えば、「いが饅頭」と表記されたり、赤飯が饅頭の上に帽子のように載せられる地域もあります。