長野県 東御市 (ながのけん   とうみし)

宮入法廣刀匠作刀子(とうす)※お申込みから6ヶ月程度で完成します。

正倉院にも納められている刀子(とうす)。 奈良時代から平安時代にかけて都の人々が装身具兼お守りとして、皇居に参内する際に常に前帯にかけていた小刀です。 長野県東御市在住の宮入法廣刀匠が精巧な技術を用いて現代に蘇らせました。 全長23センチ程度の刀子制作には、日本刀の作刀技術だけではなく、刀身にぴたりと合う鞘の作成や細かな装飾技術も必要です。 刀鍛冶だけではない古来からの繊細な装飾技術等を身につけ、正倉院に納められた刀子の復元も手掛けた宮入刀匠にしか作ることの出来ない逸品です。

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容量
【名称】 ・日本刀 ・刀子 ・刀 【内容】 刀子 1本 全長:22cm〜24cm 刀身長:7cm〜8cm 袱紗包み、桐箱入り 銃刀法に則った登録は不用です。 【原材料名】 鞘:白檀 把(握り部分):紫檀・黒檀・古梅木等、選択可能 金具:金無垢(18K)エメラルド珠入り 【製造者】 宮入法廣 長野県東御市八重原2-239 【提供元】 宮入法廣 【発送方法】 宮入刀匠から刀子の手入れ等の教授がありますので、直接受け取りに来ていただきます。 ※発送は対応しておりません ※お申込みから6ヶ月程度で完成します

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【刀子(とうす)とは?】

奈良時代から平安時代の初期にかけて都の人々の装身具兼おまもりとして、皇居に参内する人々が常に前帯にかけていた小刀のことです。
本来は、木を削ったりする文具の一種であったと思われますが、外装に当時の貴重品である外国産の素材を使用したことから、本来の使途よりも、一種の装飾、あるいは身分を表す道具となり、また護符、マスコットとなったと考えられています。

奈良の正倉院には、約千二百年前の橘三千代夫人(光明皇后の母)が帯用したと伝えられる刀子があり、男子ばかりでなく貴婦人も用いていたことがわかっています。
刀子の外装には、象牙や紫檀、真珠などが用いられ、いずれも工芸の粋を尽くしたものでありました。
時代がたつにつれ、これらの素材の入手が困難になり、制作技術も消滅していましたが、正倉院より、長野県無形文化財技術保持者にも認定されている宮入法廣刀匠(みやいりのりひろとうしょう)に、正倉院宝物の刀子復元制作が依頼されました。

宮入刀匠は、天平の昔の刀子を観察し、当時の制作技術を解明して、見事復元に成功しました。刀鍛冶の技術だけではなく、刀身にぴたりと合う鞘の作成や細かな装飾技術などを持ち合わせた宮入刀匠だからこそ成し得た復元です。
この現代において、高い技術力が必要となる刀子はとても貴重なものであると言えます。

刀匠 宮入法廣(長野県東御市在住)

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【経歴】
昭和53年 國學院大學文学部史学科卒
      人間国宝隅谷正峯師に師事

平成7年  「新作名刀展」無鑑定認定

平成14年~平成16年 高円宮家女王の御守り刀を謹作

平成21年 宮内庁正倉院事務所の依頼により宝物「黄楊木杷鞘刀子」を復元制作

平成22年 宮内庁正倉院事務所の依頼により宝物「小三合刀子」を復元制作
      「新作名刀展」において最高賞の正宗賞を受賞

平成23年 長野県無形文化財技術保持者に認定される

平成26年 高円宮家の典子女王のご成婚記念の刀子を献上

平成31年 「平成の名刀・名工展」において大賞を受賞

令和元年  日光二荒山神社の依頼による黒田家伝来の国宝「日光一文字」復元・奉納

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