【京都 木津川市】油絵（- 色の襲(かさね)-）③ ーartistー 伊吹 拓 【004-04】
十二単などの内着で薄い色どうしが重なることで生まれる独自の色調を襲(かさね)の色目といい、それを絵の具に置き換えて少ない色数でうまれる微細な変化を楽しんだ作品。 絵を眺める時間帯、天候による光の量や季節の移ろいによっても感じ方が変わります。 ひとの気持ちの変化にも寄り添い、時間とともに動きつづける絵であってほしいです。 2011年の木津川アートへの参加をきっかけに、木津川市内にアトリエを提供してもらい 制作を続けています。作品はすべて油彩を用いて、パネルを自作し綿布を張った支持体に描くほか、紙やアクリル版に着彩する作品があります。 ギャラリーでの個展やグループ展、海外でのアートフェアにも参加の傍ら、その表現の場はギャラリーにとどまらずレストランやショールーム、こども園の外壁や稼働中の工場、町の空き地など日常の様々な場所と融合した作品にも挑み「絵画」の可能性を拡張し続けている。 【プロフィール】 1977 京都府生まれ 2001 大阪教育大学教養学科芸術専攻美術コース 卒業 2003 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画 修了 【近年の主な展覧会歴】 Note Gallery(大阪／2021) GALLERY301(神戸/2022) PORT ART＆DESIGN TSUYAMA(岡山/2019)での個展のほか 木津川アート(京都／2011'12'14'16’18'21) あまがさきアートストロール(兵庫/2022) アーティストファミリーinレジデンス(北海道/2019)などの芸術祭への参加がある
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