大阪府 高槻市 (おおさかふ   たかつきし)

15-14 清鶴 古酒14年 720ml 1本 高槻ふるさと納税セット

10年以上熟成させた純米大吟醸の秘蔵酒です。 角の取れたまろやかな味わい、色味は透き通った美しい琥珀色となっています。 ご指定頂いた年でお酒を搾った日の新聞の一枚(4面分)を付けてお届け致します。 ご結婚・ご卒業・お誕生日、等 記念の年の出来事に想いを馳せ その年に生まれた秘蔵酒を酌み交わし喜びと安らぎの和やかなひと時をお過し下さい。 *10年~19年間それぞれをご用意しております。ご希望に合った年数の返礼品をお選びの上、ご寄附ください。(各商品ページを別途ご用意しております) 【製造者】 清鶴酒造株式会社 大阪府高槻市富田町6-5-3 事業者名:清鶴酒造株式会社 連絡先:072-696-0014 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 【関連ワード】 日本酒 地酒 高槻 清鶴酒造 きよつる お酒 大吟醸 古酒 秘蔵酒 熟成 記念日 ご結婚 ご卒業 ご就任 お誕生日 イベント ギフト 贈答用

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  • 常温
  • 冷蔵
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  • ギフト包装
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容量
純米大吟醸 720ml×1(古酒14年熟成) 【原材料】 米(国産米)・米麹(国産米)

秘蔵酒「古の想いで」

10年以上熟成させた、純米大吟醸の古酒(長期熟成酒)です。
常温でしっかりと変化を促した日本酒は、角が取れてまろやかなふくらみのある味わいに。
色味は透き通った琥珀色になり、見た目にも美しい変化が現れています。

お届けの際は、お酒を上槽した(搾った)日の新聞紙の一枚(4面分)をお付けいたします。
お祝い事や記念の日に、みなさまで楽しみながら味わうのにぴったりなお酒です。
ご結婚・ご卒業・お子さまのご誕生など、記念となる年の出来事に想いを馳せながら、その年に生まれた秘蔵酒を酌み交わし、喜びと安らぎの和やかなひと時をお過ごしください。

◆純米大吟醸
精米歩合50%以下でつくられた、米、米麹、水のみを原料とする日本酒のことを指します。
清鶴酒造のお酒は、昔ながらの製法「槽しぼり」を採用し、じっくりと時間をかけて搾ることでふくよかな味わいを生み出しています。

タイムカプセルのように楽しめる秘蔵酒「古の想いで」

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長期熟成、ヴィンテージ、秘蔵のお酒……そんな言葉を聞くと、ついつい味わってみたくなりませんか?中でも「古酒」と呼ばれる長期熟成した日本酒は、市場に出ている数こそ少ないものの、じわじわと注目を集めているお酒の1つです。

今回ご紹介する返礼品は、大阪府高槻市の清鶴酒造がつくる秘蔵酒「古の想いで」です。熟成期間は10年以上、最も長いもので30年、蔵で大切に寝かされてきた純米大吟醸の高級感あふれるボトルに、お酒を搾った日付の新聞紙の一枚(4面分)を付けてお届けします。タイムカプセルのように懐かしい“想いで”を味わえる、清鶴酒造ならではの古酒。その楽しみ方を紐解いていきます。

銘酒のまち・富田で酒造りの伝統を守り続ける蔵元

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高槻市の南に位置する、摂津富田(とんだ)。この地で造られた「富田酒(とんたさけ)」は古くから名産として名高く、江戸時代には24軒もの酒屋が軒を連ねました。現在、富田で酒造りの伝統を受け継いでいるのは2軒。清鶴酒造はそのうちの1軒で、手づくりの酒造りにこだわり続ける、富田の蔵元です。

そんな希少な酒蔵が造る「古の想いで」は、平成初期から年に200本ずつ仕込まれたものです。古酒を寝かせ始めたきっかけとは何だったのでしょう。そして、そのお酒にはどんな思いが込められているのでしょうか。会長の石井清隆さんと、社長の石井清祐(せいすけ)さんにお話を伺いました。

お酒は酔うためではなく、楽しむためのものへ

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「きっかけは、フランスに行っていたお客さんと『ワインにはヴィンテージがあるけれど、日本酒にはなぜ古酒の文化があまり広まっていないのか?』という話をしたところからです」と会長・清隆さん。「ワインも日本酒も、分類としては同じ醸造酒です。だから日本酒でも古酒文化があってもおかしくないのに、当時はまだほとんど一般的ではありませんでした。それなら自分で勉強して始めてみよう、と思ったんです」。

古酒を寝かせ始めたのは、それまで存在した日本酒の等級制度(級別制度)が廃止され、等級ではなく日本酒そのものの品質が求められるようになっていった時代でした。「昔の酒は、祭りや会社の飲み会で酔うために飲むもので、高価なものが良いとされる印象でした。でもこれからは品質が評価される時代がきて、楽しんで味わうものになっていくだろう、と考えたんですね。実際、今のお酒は安価で品質の良いものがたくさんありますし、酔うよりも楽しむものになっていると感じます」。

長期熟成酒ならではの、昔を懐かしむ楽しみ方

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ヴィンテージのお酒というと、熟成された味わいや香りの変化を楽しむもの、というイメージがあります。日本酒の場合は長期熟成でどのような変化が生まれるのでしょうか。「だんだんと透き通った美しい琥珀色になり、香りも落ち着き、角の取れたまろやかな味になっていきます。ただ、どの瓶も同じように変わるわけではありません。1本1本がどんな味わいに変わっているのかは、開けてみてようやく分かることなんです」。

「古の想いで」の楽しみ方は、味わいだけに留まりません。この日本酒最大の特徴は、搾った日の新聞紙の一枚(4面分)も一緒にお届けすることです。「成人のお祝いや銀婚式など何かの記念の時に、みんなで新聞を見ながら『あの時はこうだったな』と楽しめるお酒になれば」と清隆さんは話します。当時の出来事が分かる新聞に、開けてみるまでのお楽しみな味わい。まるでタイムカプセルを開けるときのように、ワクワクとドキドキが詰まったひと時が過ごせそうですね。

「槽しぼり」でお酒のいいところを引き出していく

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160年余の歴史を持つ清鶴酒造では、創業以来、手づくりの酒造りにこだわり続けています。北摂連山の硬水と良質な酒米を使い、昔から受け継がれてきた方法で丁寧に搾られていく日本酒。今回の返礼品である純米大吟醸の「古の想いで」も、もちろん同じ方法でつくられています。その酒造りについて社長・清祐さんはこう話してくれました。

「清鶴では『槽しぼり(ふなしぼり)』という方法を、ずっと変えずに続けています。ゆっくりじっくり搾ることで、お酒の“いいところ”だけを出してあげられるんですよね。機械ではなく手作業なので、当然ながら手間も時間もかかります。でもふくよかな味わいになりますし、酒粕もおいしいものができるので、このやり方はこれからも続けていきたいと思っています」。

清鶴の味を守るために、手間を惜しまない

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清隆さんも清祐さんも口をそろえて言うのは、「槽しぼりは重労働」だということ。もろみが入った重い酒袋を手作業で積み重ね、うまく圧力をかけて搾るためには、力はもちろんですが職人の熟練の腕も求められます。「うちに来てくれている杜氏さんが『この槽面白いわ、酒造っているって感覚がすごくある!』とおっしゃっていたんですが、裏を返せばそれだけ大変でしんどいということなんですよね」と清祐さんから思わず笑みがこぼれました。

酒造りの工程には、近代的な設備も取り入れています。「酒造りは職人仕事ですし、間違いなく人手不足になるだろう、というのは以前から感じていました。なので、機械に任せられるところは機械でやって、手間を減らせるようにしています。でも最後の槽しぼりであったり、人の手でやるべきところは人の手をかけて、清鶴の味を守っていく。これも大切なことだと思っています」。そう話す清隆さんの目には、熱い炎が宿っていました。

“いいもの”づくりを目指し続ける、歴史と伝統ある酒蔵の味

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なぜ大量生産を目指すのではなく、手づくりでの小規模生産を続けているのか……その答えは「お酒のいい部分を引き出して、いいものをつくることが一番だから」。清鶴酒造は地域密着型の酒蔵として、小規模生産だからこその良さを生かし、伝統の味を今に守り伝えているのです。

そんな清鶴酒造が大切に寝かせてきた「古の想いで」は、化粧箱に添えられた「いにしえに 想いを馳せて 楽しからずや」の歌の通り、過ぎ去った昔のことを懐かしみながら、楽しく飲みたいお酒です。特別な日に開けて、楽しい笑顔を咲かせる一杯を味わってみませんか?


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関西支部(大阪府高槻市担当)/ 鶴留 彩花(つるどめ あやか)

兵庫県加西市在住。奈良県の盆地で育ち、大阪や神奈川でも暮らしてきました。持ち前の行動力とリサーチ力を生かし、ライター・カメラマンとして活動中。おいしいもの・すてきなこととの出会いを日々追い求め、その魅力を発信しながら“トカイナカ”と言われる加西でのんびり楽しく暮らしています。

■今回の取材対象市町村に対する一言
高槻市は、京都市と大阪市の中間にあるベッドタウン。都会の便利さと自然の豊かさ、それに歴史的ロマンまで感じられて、”住めば住むほど好きになる”まちなのだとか。

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