あく抜き栃の実
栃餅(とち餅)に使用する栃の実は、本来そのままでは食べられるものではなく、あく抜きをした後に、一緒に搗いて栃餅(とち餅)にしたり、煎餅にしたりして食べます。 ところが栃の実は、アクを抜いて使える状態にするまでには、実に半月以上の時間を要し、十数工程もの作業を必要とする、大変手間のかかるものなのです。 そしてその作業は、生の栃の実の乾燥具合や、工程中に使う水の温度、煮るときに沸騰させる時間など、細かいことのひとつひとつが全て仕上がりに影響されるのです。 遊月亭では、アク抜きへの工程を行っています。 栃の実のアク抜き方法は、上手に出来るご年配の方から若い世代へ代々受け継がれている郷土に根付いた作業です。 ■注意事項/その他 ※画像はイメージです。
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