手づくり醤油セット
四百余年の歴史を誇る寺内町「大和今井」。重厚な本瓦葺きの家屋が連なるこの地で昔ながらの製法を守る、明治創業の老舗です。 杉大桶で一年半以上の長期に亘り真心を込めて熟成した丸大豆諸味から手づくり醤油を作っています。芳醇な香りにほのかな甘み、まろやかなコクと深い味わいが特徴です。
江戸期の民家集落・大和今井の手づくり醤油
橿原市の中部、飛鳥川にかかる蘇武橋を渡ると、江戸時代にタイムトリップしたかのような風情の街並みの今井町があります。多くの古民家が現存し、「重要伝統的建造物群保存地区」の選定を受けています。
東西約600メートル、南北約310メートルの地区内に約500の伝統的建造物が存在しています。
室町後期から浄土真宗門徒による寺内町として、商業が繁栄し、独立した自治都市を築いた歴史が色濃く残されています。
町を東西に走る御堂筋の中ほどに、「恒岡醤油醸造本店」はあります。
もともとは大和絣(やまとがすり)を扱う商家でしたが、明治末期に醤油を作り始め、現在五代目になります。
丸大豆に思いを込めて
昔ながらの製法を守り、木桶を使用し、1年半以上の長期にわたり真心を込めて熟成した諸味から手づくり醬油を造っています。
醤油の原料は、大豆、小麦、塩の三つです。代々丸大豆にこだわって作り続けてまいりました。
醤油の仕込みは年に1度、3月から4月にかけて、麹づくりから丁寧に作られます。
麹ができあがると塩水を準備した木桶に移し、夏の盛りの7月から8月にかけて、熟成させます。
薄口醤油は11月に絞れる状態になります。濃口醤油は翌年に再度麹を加えて、2、3年熟成させることで、穏やかなまろみの醤油が誕生します。
長期にわたり真心を込めて熟成した醤油を味わってみませんか
当店の醤油は合成保存料・合成甘味料を使用せず、昔ながらの製法で作っています。
芳醇な香りと濃厚な味が楽しめる大和今井の手づくり醤油を是非一度ご賞味ください。