ササカレイの頭と尾を切ります。
その後エンガワを切り落として、カレイを3 枚卸していきます。

３枚卸した状態です。
真っ赤な部分がササカレイの卵の部分です。
子持ちササカレイは価値がありますが、この商品では腐敗の原因になりますので取り除きます。

卵を取り除き、骨をそいだ状態です。
この時点で触って小骨を丁寧にとっていきますが、それでも骨やエンガワが残ることがあります。

決められた塩分濃度の食塩水に漬けていきます。
普段のカレイと違って切り身の状態ですので、塩分調節がむずかしいです。
もちろん添加物は入っていません。

今日は干し網で干していきます。
他の仕事との兼ね合いで串打ちすることもありますが、衛生面と環境面から干し網に入れた方が安心できます。
ただ風が当たりにくいので気温が高い日はおすすめできません。

バーナーで炙ってみました。
皮の方はどんどん丸まって縮んでいきます。
あまり煙が出ないのもうれしい限りです。

焼き加減がむずかしかったですが5 分もかからず完成。
焦げ目が多く、苦い部分もありましたが、カレイの味は本当においしかったです。
フライパンで見ながら焼く、もしくは蒸して焼くのがおすすめです。

身がしっかりしているので手で持ってそのままパクリ。
鮭とばのカレイバージョン。鰈とば？
半身だけでしたが意外にお腹がふくれる。
小腹がすいた時にいいかもしれません。
そして何より低脂質なのがうれしいです。