【竹パウダーとは?】 　竹パウダーは、孟宗竹を特殊な粉砕機で粉状にしたものです。 　製造後すぐに密封し嫌気状態にすると乳酸菌が増えます。 　これらを使用することで土壌改良を含め、作物の成長を促すとともに害虫対策や雑草対策にも使用されています。 【使用方法】 　散布後すぐに土中に混ぜ込み嫌気状態にしてください。 　播種・定植までなるべく一ヶ月間は寝かせてください。 　また、竹パウダーはC/N比が高いので、チッソ飢餓を起こさぬよう、播きすぎにはご注意下さい。 　マルチングとして使用する場合は、苗のようなものの場合、苗の高さと同じくらい苗の周りを開けて竹パウダーを撒いて下さい。 　果樹等の場合は、根元から離して撒くようにして下さい。 【使用量】 　別表　簡易単位換算表をご確認下さい。 　一反(1,000平方メートル)で十袋(200L/50kg)、家庭菜園で一坪(3.3平方メートル)あたり両手大盛り一杯くらいです。 ■生産者の声 【担い手不足と放置竹林】 　阿南市福井町は、一昔前まではたけのこの産地でしたが、担い手不足や海外のたけのこに押され、放置される竹林が増え、 　雑木林を浸食して足を踏み入れる隙間もないほど竹が無数に乱立している状態になってきています。 　地元の資源を有効活用し、地域の活性化を促すことで人にも環境にも配慮した活動を行っており、 　切り出した竹の有効活用の一つとして竹パウダーの製造を行っています。 　化学肥料だけにたよらない、環境にも優しい竹パウダーを是非利用してみて下さい。 ■注意事項/その他 ◇嫌気性なので、開封後は速やかにご使用ください。 ◇常温保存可能ですが、日光を避けて暗所で保管して下さい。 ※画像はイメージです。