高知県 安芸市 (こうちけん   あきし)

77-1 黒潮薪(5箱 約85㎏)

高知県安芸市ですくすくと育った天然林(主にシイ・カシなどの広葉樹)を ひとつひとつ丁寧に詰め込みました。 薪ストーブや焚き火などのアウトドアに適した長さ約30cmの乾燥薪です。 (※一部短いものが混ざる場合がございます。) 半年から1年程度、太陽と風の力でじっくりと自然乾燥させています。 この薪は、高知県安芸市の森林を薪として活用することで地域の森林整備につなげるとともに 障がい者やひきこもりなどで苦しんでいる方々の働く場づくりにつながっているお礼の品です。 薪の生産は、「黒潮薪本舗」と「土佐備長炭一(ICHI)」の2社が連携・協働して行っています。 我々は、薪割りや箱詰めの工程を障がい者の方々の就労場所とすることで 働く場づくりをおこなっています。 そして自身のつくった商品を利用される方にお届けすることの中で 「生きがい」や「やりがい」を感じられる薪づくり・居場所づくりに取り組んでいます。

30,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
5箱 約85㎏(約17㎏/箱) 長さ:約30cm 樹種:シイ・カシなどの広葉樹 含水率:20%以下 サイズ:中割程度(大きい薪、細い薪も混在しております。) ※仕入れする樹種や薪のサイズにより、箱ごとで重さやサイズにバラつきがありますことをご了承ください。 ※黒潮薪には、樹種や形状、大きさの異なる薪が混在しております。また丸太上のものを使用する場合がございます。 ※梱包時に形状が偏ったものが発生する場合がございます。

◆箱詰めの際に確認はしておりますが、虫などが入る場合がございますので、予めご了承ください。

◆通年申込可能ですが、2021年11月上旬以降の発送となります。
 また、北海道・東北・沖縄、及び離島への発送はできませんので、予めご了承ください。

理想的な水分含有率は20%以下

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切られた直後の木は、その50%が水分です。
その木を薪として燃やすには水分を
20%以下まで下げることが大切になります。

十分に乾燥していない薪ではストーブの性能を十分に引き出せません。
そればかりでなく、暖まりにくいうえに
燃やすとクレオソートやススが多く発生し煙突内に付着。
煙突掃除をこまめにしなければ、煙突火災の原因にもなりかねません。

薪の利用用途

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キャンプ、バーベキュー(BBQ)薪ストーブ、暖炉、ピザ窯など
幅広い用途でご使用いただけます。

他にも災害時に備えて備蓄用の燃料としても活用いただけます。
薪備蓄のメリットとして
①暖を取ることで寒さをしのげる
②お湯を沸かせて飲み水などが確保できる
③料理に使える
など、いざという時に備えて備蓄することをお勧めします。

実は薪ってとってもエコ!?

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薪の原料となる森林はその成長過程において
大気中のCO2を吸収しながら成長します。
CO2を吸った森林を燃やしたとしても
元々大気中にあったCO2が出ることになるので
実質的には大気中のCO2は増えません(カーボンニュートラル)。
一方で、化石燃料は地下深くにあったものを地表に戻して使うので
大気中のCO2が増えることになります。

また、薪を使うことは、山が手入れされることに繋がります。
日本の山は森林に恵まれています。
とりわけ高知県は森林率84%と日本一森林面積割合の高い県です。
その一方で、過疎化などで山に人が入る機会が減り、多くの山が手入れをされずに放置されています。
荒れてしまった山は鳥や虫などのエサとなる草花や木の実などが少なくなり
生き物が住みづらい環境になります。
生き物にとって住みやすい環境を作るためにも定期的に木を切ることが必要です。
鳥や虫の生きやすい森をつくることは
私たち人間にも食べ物や土砂災害の防止などといった形で大きな恵みをもたらしてくれます。

木が薪になり、あなたの手元に届くまで

黒潮薪本舗では高知県の山から切り出したシイ・カシなどの広葉樹を薪としてお届けいたします。
仕入れからお客様にお届けする流れをご紹介します。

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土佐備長炭一(ICHI)について

高知県安芸市で備長炭作りを通して、障がい者の働く場づくりに取り組んでいます。

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土佐備長炭「一」の名前の由来は
土佐独特の祝いの文化にちなんだもの。

祝儀の包みに右上がりの堂々とした一の文字を記し
2度、3度と祝い事が重なるように、と願います。

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また、山内家では戦場で白黒の「一」の文字をあしらった
「かつもんじ」の紋を使い、「勝つ」の縁起をかついだと言います。

土佐が大切にしてきた「一」の文字に
「唯一無二の炭を焼きたい、一本の炭が人をつなぎ大きな和となるように」
との思いを込めました。

障がい者の雇用を目標に、教員を辞めて備長炭作りの道へ

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土佐備長炭一の代表者である近藤寿幸さんは
福祉施設に勤務した後、目指していた教員の道へ。
特別支援教育に取り組む中で
生徒たちの進路について考える立場になり
高知県東部には働く場所がほとんどない状況に直面した近藤さん。

「働く場所がないのなら作ろう」

子どもたちの将来を考え、思い立ったそうです。

土佐備長炭は、高知県東部で約100年の歴史がある伝統産業。
原木の伐採から炭を出荷するまでの細かい工程の中に、障がいのある人にもできる仕事があると考え
教員を辞めて、室戸市の土佐備長炭の窯元に弟子入りを決意。

安定した職を辞することに家族は猛反対されたそうですが
「僕にしかできないことをしたい」
という思いを貫き、2年間の修行を経て、土佐備長炭一を立ち上げました。

「働く場所」を「居たい場所」に

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土佐備長炭一(ICHI)は
全国初の林福連携事業(安芸市自殺予防ネットワークの一環)として
また、地域の生きづらさを抱えた人たちの働く場として、居場所として
『生きがい』が持てるよう取り組んでいます。

高知県安芸市内で就労支援を行なっている施設や団体(障がい者や生きづらさを抱えた人たちが所属)の
就労の場、居場所として活用していきます。
働くことを通じて、生きがいの創出と存在価値を認めてもらえる
そんな居たい場所となるよう、高めあっています。

また、土佐備長炭を製造する為に必要な原木を伐採するだけではなく
その他の雑木も薪として新たな息を吹き込むことによって
森を守り、森を育て、次世代へ繋ぐ役割も果たしています。

土佐備長炭一ICHIのホームページはこちら

黒潮薪本舗について

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株式会社相愛(黒潮薪本舗)は、森林資源を活用して
高知県を元気にすることを目指して事業を行っています。

黒潮薪本舗の薪は、高知県内の森林整備に一役買うだけでなく
薪割作業や箱詰め作業が地域の新たな就労の場の創出に
寄与する薪です。

安芸市の「土佐備長炭一(ICHI)」を含め、高知県内の4か所の就労支援を行っている団体
(障がい者や引きこもりで苦しんでいる方々などが所属)の就労の場として活用しています。

この事業が様々な理由で仕事に就けない方々の社会復帰を果たすことの一助となるよう
今後さらにそういった団体・個人との連携を広げ、より多くの方々が社会にうまく溶け込み
ステップアップしていくきっかけになる場となるように努めています。

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黒潮薪本舗は、2015年に相愛と幡東森林組合と共に地域の森林(主に広葉樹)の活用を目指して
始まった事業です。これまであまり活用されることのなかった広葉樹を薪として活用することで
林業関係者の所得につなげていきたい、また地域の森林を活用して
エネルギーの地産地消・外商につなげたいとの想いから始まった事業です。

現在、黒潮薪本舗では林業関係者の所得向上と併せて
様々な理由で働くことが難しい障がい者の方々を支援する団体などと連携し
薪づくりの作業工程の一部をそういった方々の就労支援の場所とする取組みを進めております。
このように林業と福祉が連携した薪づくり通して、様々な地域課題の解決
そしてSDGs(持続可能な開発目標)の達成及び地域循環共生圏の構築に取り組んでいることが評価され
令和2年度第35回高知県地場産業大賞の奨励賞と
第6回四国環境パートナーシップ表彰の大賞を受賞するに至りました。

黒潮薪本舗では、引き続き様々な林業関係者・福祉関係者と連携をしながら
安定的な薪の生産体制を構築するとともに、障がい者・ひきこもり・生活困窮で困っている方々が
社会参画できる環境や生きがい・やりがいづくりに取り組んでまいります。

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