【美味しさと安全性の追求】 南国高知の東端、冬でも汗をかくと古くから言われた陽だまりのような南向きの斜面を開墾し、ポンカンを栽培し始めたのは昭和３０年代初めでした。その後６０年余、小夏、セミノール、レモンなどを加え、除草剤や化学系農薬を使わず（天然系農薬に限定して使用）、安心安全な美味しさを追求しています。 　樹齢６０年超の古木は、若木と違って収量は多くはありませんが、文字通り充実していて、コクと深みのある味をもたらしてくれます。 【グランクリュなべしごについて】 高知県一のポンカン生産地として知られていますが、その魁となった地『なべしご』は濃厚な味の果実が育つ段々畑で、三ヶ所ある当農園の中でもグランクリュ的な存在です。格別な美味しさをぜひご賞味下さい。 品質を維持するために専用貯蔵庫と冷温貯蔵庫を併用しています。当園では、追熟に特にこだわって、木箱に収めて貯蔵しています。美味しいポンカンには欠かせない追熟に約一ヶ月を要するため、出荷開始は例年一月中旬としています。冷温貯蔵庫で追熟期を調節した蔵出しポンカンは２月下旬から（３月下旬まで）となります。