福岡県 大川市 (ふくおかけん   おおかわし)

元祖 本吉屋 大川店 老舗のうなぎかば焼き

福岡県柳川市の郷土料理「うなぎのせいろむし」発祥店である「元祖 本吉屋」からのれん分けした「元祖 本吉屋 大川店」。 地元の人に愛されるうなぎ店です。 お届けする蒲焼は、脂がのった生の国産うなぎを熟練の料理人が、炭火でじっくり焼いたもの。 伝統のタレをつけて焼き、またタレをつけて焼く作業を2~3回行い、うなぎとタレのうま味がしっかり絡み合った逸品です。  三百年以上続く秘伝のタレと技を守り続けている、元祖 本吉屋のうなぎをご賞味ください。 事業者:元祖 本吉屋 大川店 連絡先:0944-87-5653

24,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
うなぎ1尾(140g)×2尾

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三百年以上続く秘伝タレを絡めた、うなぎの蒲焼

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炊き立てのごはんの上に、どーんっとのせて、まずは芳しい香りを堪能。山椒をぱらりとふったら、はやる気持ちを抑えて一息。いつもより丁寧に手を合わせて「いただきます」。一口頬張ると、甘辛いタレにうま味ある脂が、ごはんの甘味をさらに引き立て思わず唸ってしまう…。

ハレの日のごちそうとして、昔から愛されているのが「うなぎ」です。今回ご紹介する返礼品は、三百年以上続く老舗から受け継いだタレを使い、職人が1枚1枚丁寧に焼いた「うなぎの蒲焼」。その香りやビジュアルを目の前にすれば、食欲をかき立てられること間違いなしの逸品です。

地元で愛されるうなぎ店「元祖 本吉屋 大川店」

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お届けするうなぎの蒲焼が作られるのは、福岡県大川市にある「元祖 本吉屋 大川店」。懐かしさを感じる趣あるお店は、地元の方を中心ににぎわっています。「このあたりの方は、ちょっとしたお祝いやおもてなしの際に、よく訪れてくれるんです。ほかの地域でもうなぎって特別なものだと思うけれど、それよりはもっと身近な感じ。郷土料理のひとつとして、愛されているんです」。そう話してくれたのは、スタッフの江口奈己(えぐち なみ)さんです。

郷土料理「うなぎのせいろむし」発祥の店からのれん分け

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元祖 本吉屋 大川店の看板料理は、「うなぎのせいろむし」。タレをまぶしたごはんの上にうなぎの蒲焼をのせ、さらに蒸しあげたものです。ふっくらとほぐれるうなぎに、うま味がいきわたったごはんが絶品!うな重とは、また違った魅力があります。この「うなぎのせいろむし」は、大川市のお隣、柳川市で生まれた郷土料理。観光地としても知られる柳川市では、うなぎのせいろむしの専門店が多く並びます。

なかでも、発祥の店として有名なのが「元祖 本吉屋」。1681年の創業以来、初代が考案したタレの味と調理方法を守る老舗店で、その味を求め長い行列ができることも少なくありません。実は、元祖 本吉屋 大川店は、柳川市にある元祖 本吉屋からのれん分けされたお店。

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「元祖のお店は、老舗料亭のようにちょっとかしこまったときにぴったり。うちはもう少し敷居が低くて、ご近所さんが通いやすい雰囲気なんです」と言いますが、味は負けず劣らずなもの。うなぎの味の決め手となるタレも、元祖 本吉屋から受け継いだものに継ぎ足しながら大切に使っています。

外は香ばしく、中はふっくらと。職人が丁寧に焼き上げる

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うなぎを焼くのは、横山幸夫さん。「本川店ができてから、ずっと焼きを担当しとるんよ」と話す横山さんは、江口さんの叔父で、この道50年近い職人です。うなぎは、九州中心ながら産地にはこだわらず、その時期ごとに脂がのったものを採用しています。

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案内されたのは、横山さんの城ともいえる焼き場。うなぎを焼くための炭台は歴史を感じる風ぼうで、前に立つとたじろぐほどの熱気を感じます。この日は夏も終わりを告げた頃ですが、それでもジリジリとした熱さ。「もう慣れた」と横山さんはカラカラ笑いますが、熱がこもるここでの作業はなかなかの重労働です。

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その焼き場に圧倒される私を横目に、横山さんはテキパキと生のうなぎを網の上へ並べていきます。表面を炙るように焼いたら、箸を器用に使いながら秘伝のタレに浸して、また網に。この焼きを繰り返すこと数回。パチパチとはぜる炭に、ジューッというなんとも魅惑的な“BGM”。タレをまとうごとに芳醇な香りが増していきます。

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網から降ろされたうなぎのなんてつややかなこと!照りをまとい、ふわりと湯気をあげる姿は、ダイレクトに食欲を刺激してきます。「返礼品は、この焼き上がったばかりのうなぎをその日のうちにパウチして冷蔵でお届けしているんです」と江口さん。自慢のタレも別添えしてくれるので、食べる直前にうなぎやごはんにたっぷり絡めていただけます。

ごはんとコラボで、言葉を失う納得のおいしさ

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届いた蒲焼は、電子レンジで温めてから食卓へ。まずは、蒲焼をそのまま味わいます。表面はパリッ、中はふっくらと焼き上がり、香ばしいタレの香りの奥にふわりと炭の気配を感じます。当然、お酒との相性は抜群!つまみとしてすべて食べ切りたい気持ちを抑え、いよいよメインディッシュのうな重です。白いごはんに、艶やかな蒲焼は文句の付け所がないビジュアル。その味は、もはや言わずもがな。甘辛いタレが絡むうなぎとごはん、それぞれのおいしさを何倍にも引き立てる、抜群の組み合わせです。

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まずはおうちで蒲焼を。いつか現地で郷土料理も味わって

「味はもちろん、接客も大切にしているんです。小さなお店だけど、また来たいねって言ってもらいたい。だからこそ、お越しいただくお客さま1組1組を大事にしていきたいんです」と話す江口さん。

そんなお話を聞いたあと、手に持った蒲焼の包みからは、江口さんの思いが温もりとしてじんわりと伝わってくるよう。「まずはおうちで蒲焼を、そのあとは福岡へ訪れて、名物のせいろむしを味わってほしいです」。地元の人に愛されるハレの日のごちそう、いつかお店で食べるせいろむしの予行演習として、まずはおうちで特製の蒲焼からいただいてみませんか。

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九州支部(福岡県大川市担当) / 戸田 千文(とだ ちふみ)

愛媛県出身、広島、東京での暮らしを経て、福岡で暮らすフリー編集ライターです。各地を転々としたおかげで、ローカルのおいしいモノ・楽しいコトに興味深々!食いしん坊代表として、特にご当地グルメと地酒は無限の可能性を秘めていると感じます(笑)。首都圏と地方を結ぶ架け橋となるような仕事をしたいと奮闘中です。

大川といえば、やっぱり「大川家具」。何軒もの家具屋さんを巡るのは、インテリア好きにはたまらないひととき。わが家も食器棚を愛用中です。

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