網走ビール【ABASHIRI golden Ale】24本セット(網走市内加工・製造)【ポイント交換専用】
事業者名:網走ビール株式会社(TEL:0152-45-5100) 「ABASHIRI Golden Ale(あばしりゴールデンエール)」は地元網走産の麦芽を一部使用。すっきりとした口当たりの中に、麦芽本来の旨味と甘みが感じられ、さわやかな苦味と豊かな香りがクセになりそうな、味わい深いビールです。 ※段ボールでのお届けとなります。 ※グラスはセットに含まれません。 ※常温発送ですが製品には差し支えございません。 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
- 容量
- ABASHIRIGoldenAle缶(ビール):350ml×24本

網走はビールの原料、二条大麦の一大産地

オホーツク海に面した北海道網走市の郊外には、畑作地帯が広がっています。畑では主にジャガイモ、小麦、てんさい(別名ビート、砂糖の原料)が栽培されていますが、ビール麦と呼ばれる二条大麦の畑も多く見られ、北海道で一番の生産量を誇っています。収穫の直前に黄金色に波打つ大麦畑も、網走ならではの美しい光景です。
地の利を活かしたクラフトビールの数々

1998年に設立された網走ビール株式会社では、ビール麦の一大生産地である網走の地の利を活かし、流氷を仕込水に用いた青い発泡酒の「流氷ドラフト」や、「網走監獄」をイメージして醸造した黒ビールの「監極の黒」など、ユニークなクラフトビールを醸造しています。
また、工場に併設するレストランの「YAKINIKU網走ビール館」では、各種の網走産のクラフトビールと、年間にわずか100頭弱しか生産されない希少な「オホーツクあばしり和牛」も味わえます。
うまさの秘訣は、こだわりの製法

網走ビール株式会社では国内の地ビール醸造所の中では数少ない「三釜方式」を採用。この方式にビールの本場・ドイツの伝統的な製法である「デコクション方式」を組み合わせて、ビールを醸造しています。
「もろみの煮沸と加熱を行う『デコクション方式』は、二つの釜で醸造できますが、網走ビールでは『三釜方式』を採用しているので、三つ目の釜を自由に使えます。これによって麦芽以外の副原料を加えた『流氷ドラフト』などの特徴ある発泡酒を作ることができるのです」。そう教えてくれたのは、條将之(じょうまさゆき)工場長。網走ビール株式会社の創業当初から醸造に携わってきたビールのスペシャリストです。
すっきりとした味わいのABASHIRI golden Ale

今回の返礼品である「ABASHIRI Golden Ale(あばしりゴールデンエール)」は、そんな網走ビールを代表するクラフトビールのひとつ。地元産の大麦麦芽とドイツ産など数種類の麦芽を絶妙にブレンドしました。醸造には、温度で変化する酵素の働きにあわせ、麦汁の温度を段階的に上昇させて糖化をうながす「ステップインフュージョン方式」を採用。繊細な風味で濁りのない黄金色のビールに仕上げました。
まるで柑橘の果皮のようなさわやかな苦味が特徴的で、すっきりとした口当たりとクセのない味わいながらも、麦芽本来のうまみが感じられます。苦みが少ないので「ビールが苦手」という方にも楽しんでもらえる「ABASHIRI Golden Ale」は、どんな料理にも相性抜群。ご家族との特別なひと時にも、ぴったりのビールです。
ジャパン・グレートビア・アワーズで金賞を受賞

「ABASHIRI Golden Ale」は全国のクラフトビールが集い、味を競う日本地ビール協会主催の「ジャパン・グレートビア・アワーズ2021」で「ゴールデン・ブロンドエール」部門の金賞を受賞、その味が高く評価されました。「ビール造りは未だに試行錯誤の連続ですが、納得がいくまで試作を重ねたビールが金賞を受賞できて、自信になりました。これからも網走でしか醸造できないビールを作り続けていきます」と條工場長。
網走ビール株式会社が醸造するビールや発泡酒の数々は、今や網走を代表する名産品、特産品のひとつといえるでしょう。

網走の青空のようなビールをご家庭で
私はビール好きの地域サポーターですが「ABASHIRI Golden Ale」を飲んでみて、さわやかな口あたりなのに深い味わいから「澄み渡った初夏の、網走の青空のようなビールだ」と感じました。自然の恵みにあふれたオホーツクからご家庭に、さわやかな風味と苦みをお届けする「ABASHIRI Golden Ale」をぜひ一度ご賞味ください。
そして、その味に魅せられたら「流氷ドラフト」や「監獄の黒」「知床ドラフト」など、網走ビール株式会社が地元産の原料を用いて、丹念に醸造する他のクラフトビールや発泡酒もお試しください。

北海道支部(北海道網走市担当) / 桑原 雅彦(くわはら まさひこ)
フリーライター、エディター。大学生の時にバイクツーリングで訪れた北の大地に魅せられ、1994年、生まれ育った大阪市から北海道網走市に移住。道内各市町村の観光パンフレットや町勢要覧など、印刷物の制作を主に担当。生産者の方々の熱い想いや、商品の背景にあるストーリーの数々をお伝えしていきたいです。
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