SOMES JN-12 トートバッグ (ブラック)[12260316] レビューキャンペーン
オーソドックスな容姿で様々なシーンに活躍する、レディースビジネスバッグ「JEANNE」。 透明感のあるブラックとグレージュ、2色展開の革はエンボスレザー。 型押し加工によってキズや汚れが目立ちにくく、軽さを重視した鞣しで、日常使いの負荷になりません。 何度も議論を重ね、試行錯誤した一番のポイントはサイズ感。 大きすぎず、厚すぎず、それでいてA4ファイルやノートPCもしっかり入れられる、絶妙な「ちょうど良さ」を目指しました。 肩掛けしやすいハンドルの長さ、自立するけど革のソフトな風合いも、考えぬかれたソメスならではの「道具」らしい仕様です。 天ファスナーの横にはアオリ型の外ポケットを備え、書類などをすばやく出し入れできます。 内ポケットもファスナータイプが1、オープンタイプが2と仕分けもしやすいつくり。 ロゴタグに付けられた小さな蹄鉄金具には、鍵やパスケースを取り付けて。 あえて革のカバーで隠したアブミチャームが、ちらりと輝くアイコンです。
- 容量
- ■サイズ 幅365ミリメートル×高さ265ミリメートル×厚み115ミリメートル、ハンドル立ち上がり210ミリメートル ■スペック 外ポケット×1、内ポケット×3、アブミ型チャーム付き ■素材 牛革 ■カラー ブラック
日本で唯一の馬具メーカー「ソメスサドル」が作る革製品



砂川のSOMES

ソメスサドルの砂川ファクトリー&ショールームは、札幌と旭川の間に広がる空知平野の真ん中、砂川市にあります。自分たちで植えた約700本の木々と共に、季節の色合いを感じながらものづくりを続けています。
春〜秋には中庭に馬を放牧し、乗馬体験のイベントや革小物づくりなどを通して、地域の方とものづくりの楽しさを共有しています。
私たちはこれからもこの場所を拠点に、「ものづくり」と「地域」の可能性を模索しながら、世界のお客様と触れ合えるフィールドを目指しています。

守りたいものがありました
ソメスサドルの原点は「馬具づくり」にあります。
かつて北海道歌志内市は炭鉱で栄え、人口5万人に迫る街でした。
しかし、石油へのエネルギー転換がすすむにつれて人口が減少。
そうした中、新しい企業誘致の一環として1964年にソメスサドルが誕生しました。
明治以来、北海道の開拓を支えてきた馬、そして馬具づくりの技術。
この技を守り、受け継ぎ、世界のマーケットに通用する馬具をつくろう。
こうして馬具職人がこの地に集まり、頂点を目指すべく新たな挑戦が始まったのです。

馬具屋の心を育む
「鞍」という字は「革」に「安」を添えます。
人の命を預かる鞍は、「安心・安全」を最優先するため、素材の選択と手作業に妥協が許されません。
武 豊氏やミルコ・デムーロ氏をはじめとする国内外の競馬騎手の鞍を手がけ、宮内庁に馬車具を納入する仕事のなかで、私たちは「本物」を造る心を学び続けてきました。
先陣の技と知恵を受け継ぎ、ものづくりに丹精を込める。
毎日の作業の中で生まれる小さな発見は、新しい技の創造に繋がります。
制作過程
ひとつ、ひとつ
ソメスサドルは創業以来、製品づくりをハンドメイドでおこなっています。
単なる「道具」ではなく、時を経てますます愛着の湧く製品づくりを目指し、企画から製造、販売、修理までを一貫して行っています。

企画は、修理を想定して設計します。試作をつくり、幾度も改良を重ね、納得したものを造る。革製品づくりすべてにおいて共通の工程です。

素材は、ひとつとして同じものがないため、一枚一枚の「個性」を見極めなくてはいけません。繊維の方向、堅牢の差など部位の特徴を見定め、裁断します。

製造は、ベテランの職人と若手が組んで、3〜4人のチームで進めます。
多品種少量の生産体制を実現するために、職人はあらゆる工程を経験します。自然素材を扱う中で、自身の「進化や挑戦」の楽しみが生まれます。

販売は、つくり手の想いをお客様へ、お客様の要望をつくり手へ伝える「架け橋」です。ソメスサドルのスタッフがいるお店は全国に8店舗。商品に愛着をもっていただけるように、日々お客様と向き合っています。

修理は、ものづくりの大切な工程のひとつ。長年ご愛用いただいた多くの製品が工場に「里帰り」します。製品の誕生を知っているからこそ、修理の質もあがります。そしてお客様の声を聞き、再びものづくりに活かします。