青森県 黒石市 (あおもりけん   くろいしし)

津軽系こけし工人作 2.5寸ずぐり独楽【1137440】

雪国津軽地方特有の独楽(こま) “ずぐり” 津軽系こけし工人が、こけしと合わせて主に男の子用のお土産物として製作し、津軽地方に伝わる伝統の独楽です。 ずぐり独楽は、すり鉢状になっている内側は鮮やかなロクロ模様等が描かれていて、種類は主に2種類あり、野菜のカブのような形のカブ型、皿のように平状になっている皿型があります。 通常の床の上以外に雪の上でも回せるように“たちこ”と呼ばれる軸の部分が太くなっているのも特徴で、雪を固めてアイスバーン状に作った“盤コ(ばんこ)”と呼ばれる雪の土俵で回して遊びます。 昔からワラ縄で回す風習があります。ワラ縄は片側が細く、もう方側が太くなっており、紐を巻く際にずぐり独楽にしっかりと巻き付けやすい形状になっており、独楽に固く巻きつけることができ、回す際も力が伝わりやすくなっております。 近年、全国的に使用されている小学校3年生の国語の教科書でも紹介されていて、津軽地方では冬の小学校行事や、地区の雪まつりイベント等で、冬の間の遊びとして重宝されています。また、津軽こけし館がある青森県黒石市では、2月に「全日本ずぐり回し選手権大会」が開催されており、おじいちゃん、お父さん、お子さま、3世代にわたり親しまれている独楽です。 ■生産者の声 津軽系伝統こけし工人が古くから作るずぐり独楽。 ずぐり独楽は、削る、抉る、曲線を出すといったこけし作りに必要な基礎技術が詰まっているといわれ、津軽系こけし工人の多くは、こけし作りの修行を始める際に師匠からずぐり独楽や独楽作りから教えられ、数年後にこけし製作を始めるとされています。 冬になると現代でも雪合戦やソリ遊びに合わせて、地域の雪まつり等で “ず~ぐりま~わしの競争~♪、イチ、ニィのサン!”の掛け声と共に、子供たちが頬を赤くして冬の中でも元気に遊んでいる姿が見られます。 全国各地の皆様にもずぐり独楽を通じて津軽地方の文化や冬の雰囲気を少しでも味わって楽しんで頂きたいと思っています。

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■内容量・サイズ/加工地 2.5寸カブずぐり ×1 サイズ:直径約7.5cm×高さ約6.5cm 2.5寸皿ずぐり ×1 サイズ:直径約7.5cm×高さ約5.5cm) ワラ縄 ×1 長さ:約130cm 加工地:すべて青森県 ロープ ×1 長さ:約130cm 加工地:国内 ■原材料 イタヤカエデ、染料、カルナバ蝋、藁、ポリエステル ■注意事項/その他 ・色や配色の指定はいたしかねます。 ・ずぐり独楽本体はカルナバ蝋により簡単にコーティングしていますが、濡れた手で触ったり、雪などで濡れたりすると色落ちします。津軽地方では、使い込んで色落ちしていた状態で回す上手さを判断したり、子供達は色落ちした箇所に油性マジック等で自分で好きな柄や色を再度付け直し遊んだりします。 ・ワラ縄は、自然素材のため乱暴に扱ったり、使用回数が多くなったりしてくると、劣化して切れる事や、ほぐれたワラ屑が床などに飛び散る事もございます。 ・ロープは、化学繊維のため切れにくく、ワラ屑が散らばりにくいため、家庭内で回す場合や、小さなお子様が回す場合は、ロープの使用をおすすめいたします。但し、太さも均一でワラ縄より滑りやすいため、ワラ縄に比べ巻きつけにくく、回す際に若干ロープが滑る場合がございますのでご注意ください。

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