青森のブランド米２種を食べ比べ

「まっしぐら」

平成１８年に誕生。七戸が主要産地である青森のブランド米です。
秋田の「あきたこまち」、山形の「はなの舞」の孫にあたる品種です。
青森県産米の食味・品質の追求にまっしぐらに、きまじめに農家が取り組んでいく気持ちを込めた名前です。
『青天の霹靂』『つがるロマン』と並ぶ青森県の看板品種。

しっかりとした粒立ちとあっさりした飽きのない味は毎日のごはんにオススメです。
特にその粒立ちから、丼もの、中華、カレー、チャーハンとの相性は良く、おいしく食べることができます。

「青天の霹靂」

青い空に突如現れる稲妻の如く、誰もが驚くような旨さを目指して誕生したお米。
平成２６年度に参考記録ではあるが青森県産の米で始めて米の食味ランキング最高評価「特Ａ米」を獲得。
翌２７年度に文字通り鮮烈デビューを果たした、「まっしぐら」の孫にあたる品種です。
その後２９年度まで、４年連続で「特Ａ米」の評価を獲得し続けています。
粒がやや大きめのしっかりしたお米です。ほどよいツヤと、やわらかな白さ。
食べごたえがあって、しかも、重すぎない。粘りとキレのバランスがいい。上品な甘みの残る味わいです。

★みよこ米★
七戸町で収穫された一部のお米を「みよこ米」と呼んでいます。

みよことは・・・
青森の県南地方を代表する盆踊り民謡「虎丈さま」に登場する天間のみよこ。
明治に天間舘集落に生まれた実在の女性がモデルと言われており、美貌と気立てのよさで
若者たちの憧れの的になったそうです。
つらく貧しかった明治末期に厳しい生活の中でも明るく生き抜いた姿が人々の生きる希望の象徴になり、
現在まで語り継がれ、七戸町では町のシンボルとして受け継がれています。