【国産100%】生しぼり椿油【非加熱製法】
原料が国産藪椿の実100%使用の椿油です。椿の殻を一つずつ取り除き、熱を加えず、生のまま圧を加えて搾っています。加熱製法と違い、成分が変質したり損なわれたりせず、椿油本来の優れた特性が最大限に生かされた商品です。 【提供元】(有)ネパリ・バザーロ
陸前高田市の花「椿」

~こだわりの製造方法~
① 藪椿は秋に結実し外皮がはじけると中に6~9個の実があります。
② 実を一つひとつ手で集めます。
③ 選別をして、よく水洗いし、十分乾燥させます。
④ 機械で実を粉砕した後、手作業で一つひとつ殻を取り除きつつ、さらに選別をします。
⑤ 選別された、きれいな実の部分だけを搾ります。

時間をかけて非加熱で搾るので成分そのままの椿油になります。椿油にはオレイン酸が80%以上含まれており、他の油に比べても圧倒的に多く、健康を気遣う方にもおすすめです。

「ネパリ・バザーロ」と「椿のみち」について
◎有限会社ネパリ・バザーロ
「お買い物で国際協力」をテーマにネパールで生産・販売している商品を継続的に輸入・販売し、生産者の経済的自立を目指すフェア・トレード団体です。
2011 年3月11 日の東日本大震災以降、様々な被災地支援を続ける中で、陸前高田に古くから伝わる椿油に出会いました。椿は油を売って販売できるだけでなく、防風・防潮にも役立ち、観光資源としても美しい花を咲かせます。「地元にあるもので産業を起こしたい」「椿の里にしたい」という地元の方々との共通の想いで、椿油プロジェクトをスタートしました。
◎製油工房 椿のみち
ネパリ・バザーロが、陸前高田市竹駒町で2012年10月に開設しました。雇用機会の創出と経済の活性化、そして地域復興をめざして活動しています。椿の殻を一つひとつ取り除き、非加熱で搾油するなど、手間ひまかけて丁寧に、最高品質の〝生しぼり椿油〟を製造しています。
◎気仙椿を増やす取り組み
椿油の原料は、国産藪椿の実100%使用です。現在は気仙地域の椿の実だけでは量が足りず、利島など伊豆諸島の産地にご提供をいただいています。少しずつ気仙椿の割合を増やせるよう全国から集まった延べ100 名を超えるメンバーで、150 本の椿苗を植樹しました。花が咲き、実をつけるまで10年、皆で大切に守り育てていきたいと思います。
※搾油は全て「製油工房 椿のみち」で行っています。
