豊饒の海、三陸海岸広田湾

広葉樹の山に降った雨は、長い年月をかけて伏流水となり気仙川を伝って栄養分を海へ運びます。
気仙川の流入する豊饒の海、三陸海岸広田湾はおいしい牡蠣を育んでいます。

身入りをよくするために手間を惜しまない

<耳つり>
ある程度育った牡蠣はくっついた状態になります。それらを丁寧に外して蝶番の部分に穴を開け、テグスを通します。その牡蠣をロープに等間隔につないだ後、海に戻します。この作業をすることで大きく形の良い牡蠣が育ちます。

<温湯処理>
牡蠣を育成していくとフジツボ等の雑物が付いて、栄養分を奪ってしまいます。牡蠣が比較的熱に強いという特性を生かしてロープを海からあげて、お湯につけて雑物だけを死滅させる作業を行います。
やけどの危険もありますが栄養たっぷりに成長させるためには必要な作業です。

自宅で簡単！蒸し牡蠣をお楽しみください

レンジ専用容器がついていますので、レンジでチンするだけで簡単に蒸し牡蠣をお楽しみいただけます。
爽やかな磯の香りも一緒にお楽しみください。

牡蠣の殻剥きが初めての方や苦手な方でも、加熱すると少し殻に隙間ができ、剥きやすくなりますのでぜひお試しください。

※ 電子レンジ加熱時間の目安は、500Ｗの場合：約7分、700Ｗの場合：約6分です。

※ 牡蠣の殻の深い方を下側にして、なるべく重ならないように入れてください。一度に容器に入りきらない場合は、数回に分けてレンジしてください。

※ 殻が熱くなり、熱い汁がこぼれる場合もございますので、火傷には充分ご注意ください。

※ 容器は、レンジ専用です。オーブンやグリルでのご使用はご遠慮ください。

「かき小屋広田湾」

藤田さんは養殖の仕事をしながら広田湾産牡蠣の美味しさを伝えるために「かき小屋広田湾」を経営しています。

店内は大漁旗が掲げられて番屋の雰囲気。定番の生牡蠣、蒸し牡蠣の他にもカキフライや牡蠣グラタンなど多彩な料理が味わえます。