色は入れません。木のぬくもり、木の肌触りを感じて欲しいから。

手触りにこだわり、ペーパーも何種類ものを使い分け、木のぬくもりを直接感じてもらいたいと色も塗りません。木そのものの良さを感じて欲しい。

ここに心を込めています

気仙材を使用。ひとつのひとつが手作りです。電動糸ノコにもこだわりがあり、細かく思い通りのカットができるように遠く兵庫県から電動糸ノコの歯も取り寄せています。手触りにも非常にこだわり、ペーパーも何種類ものを使い分け、木のぬくもりを直接感じてもらいたいという思いから色も塗りません。木そのものの良さを感じて欲しい。

私が制作いたします

82歳のやさしい職人おじいちゃんです。家族全員、もちろん家内も応援してくれています。
息子も、機械の部品を交換してくれたりと本当に協力してくれて嬉し限りです。家内は自分もやりたいと常々言っています。

陸前高田市にある工房「さくら工房」

6~7年前(2017年)頃から本格的に陸前高田市の日の光をいっぱい浴びる気持ちいい場所に工房を構え、そこに1日中こもって製作活動をしています。

感謝の気持ち

東日本大震災を乗り越え、今日まで頑張ってこれたのは全国の沢山の方々のご支援があったからこそです。
本当にありがとうございます。工房の目の前に広がるのは、震災後に消えた街並み、人々の営み。
震災を忘れないよう、感謝を忘れないようこれからも頑張って行きたいです。

後悔の気持ちがきっかけ

自分の息子には、仕事づくめの毎日で何一つ相手になってやれなかった。遊んでやれなかった。その後悔の念もあり、せめて孫にはと思い始めたのがおもちゃ作りのきっかけです。世の中にはプラスチックや合金などのおもちゃに溢れてるけど、やっぱり木のぬくもりを直接感じるおもちゃでも遊んで欲しいという思いで制作しております。