気仙大工の道具「のみ」シルバーキーチャーム
気仙大工の誇りが銀色に輝く、今までにない「職人気質」アクセサリー。大人の男性に使っていただきたいキーチャームです。 陸前高田でアートクレイシルバーの創作活動を続ける岡本さんが、かつて気仙大工だった自身の父を思い出しながら作った大工道具のシルバーアクセサリー。 【提供元】銀物語
- 容量
- シルバー(銀)キーチャーム×1個 【備考】 ※タッセルの色が変わる場合がございます。 ※フックのデザインが変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ------------------------- 素材:Silver925 チャーム大きさ:5.5×1.8㎝ 重さ:45g(フック含) -------------------------
気仙大工の魂である大工道具をアクセサリーに
陸前高田には昔から「気仙大工」と呼ばれる技能集団がいました。
確かな腕を買われて遠くまで働きに行きました。
その大工道具のひとつに「のみ」があります。
柱と梁の組み合わせのほぞ穴をあけたり、強度を維持したまま木材を継いだりする組手を作ったりするのに使います。
作者・岡本さんのお父様は「材料をきざむ」と言っておられたそうです。
仕事に対する細やかさや伝わってきます。
さまざまな形と長さののみがあり、のみ専用の道具袋にずらりと納まっていて
子ども心にも用の美、に見とれたものです。
中空ではありませんのでずっしりとした銀の重さがあり、重さゆえ鍵を失くし難い利点もあります。
分厚い柱にも穴を穿つことのできる、「のみ」。
大人の男性に使っていただきたいキーチャームです。

「銀物語」 シルバーアクセサリークリエイター 岡本啓子さん
作者の岡本さんは、陸前高田でアートクレイシルバーの創作活動をしています。
子供たちが巣立って、これから本格的にアートクレイシルバーの創作に打ち込もうとしていた矢先に震災が起きました。
自宅は津波で全壊、創作用の道具もすべて流され、岡本さん家族は避難生活を続け、大親友の消息もつかめないまま、といった日々が流れていきます。
つらい日々の中、一時は作品を作ることすらもうできないのではないかと思っていた岡本さんですが、仲間たちの応援・後押しもあって、その年の「パールジュエリーコンテスト」に作品を出品、見事入選を果たしました。
その作品は、行方不明の大親友をイメージして作った指輪だったそうです。
大きな悲しみを乗り越えて、大親友や仲間のおかげで再び動き始めた作品づくり。今日も新しい作品を生み出しています。

岡本さん略歴
陸前高田市生まれ、陸前高田市在住
平成20年 銀粘土技能士資格取得
アートクレイシルバー教室開講
平成22年 第14回パールジュエリーコンテスト 入選
平成23年 シルバーアクセサリーコンテスト2011 入選
平成23年 第15回パールジュエリーコンテスト 入選
平成24年 第16回パールジュエリーコンテスト 入選