岩手県 普代村 (いわてけん   ふだいむら)

鮭醤 -KEISHO- 濁り・クリア(2本セット) 各150ml 化粧箱入り 魚醤 魚 醤油 調味料 だし 出汁

鮭の漁獲量が激減する中、「貴重な鮭を余すことなく食べたい」という思いから発案された品ものです。 鮭が切り身や加工品として、店頭に並ぶまでに廃棄されてしまう部位を美味しく活かす方法として生まれたのが、この「鮭醤(けいしょう)」です。 北三陸で水揚げされた秋鮭の最も旨味が強い部分を使用した魚醤になります。 原料や製法にこだわり、鮭の生命力、自然の力、天然魚の力を最大限に引き出すことができました。 ◆こだわり① 原料(鮭)の厳選 鮭の未利用部位の中でも、脂分の少ない頭、中骨、ヒレなどを厳選して使用。脂分が多いと酸化しやすく臭みの原因になります。 脂分の少ない部位を使うことで臭みを抑えることができました。 また、鮮度にもこだわり、水揚げされてすぐ処理・冷凍保存されたものを使用。生臭さを極力抑え、クオリティーの高い魚醤を開発しました。 ◆こだわり② 製法 素材の味を最大限に引き出すために、使用した主原料は鮭、大豆麴、塩のみです。 また、発酵の温度や時間などを研究し、一番生臭くならない製法を編み出しました。 【濁りタイプ】 鮭本来の味や香りをダイレクトに味わえる品です。 ペプチドが多く含まれ、バターやチーズとも相性が良く、パスタや炒飯、サラダのドレッシングなどに幅広く活用できます。 【クリアタイプ】 濁りをろ過して上品ですっきりした味わいに仕上げました。 お湯で割ればお吸い物、水で割ると冷や汁の出汁に。 オイルと合わせてマリネやドレッシングにしても、美味しくいただけます。 どちらも卵かけご飯にピッタリなので、風味の違ったTKGをぜひお試しください! 使い方が難しいイメージのある魚醤ですが、口当たりのやさしい「鮭醤」からはじめてみませんか? 【原材料】鮭(三陸北部沖産)、食塩、醤油麴(小麦・大豆を含む)、酒精 【保存方法】直射日光を避け常温で保存(開封後は要冷蔵(10℃以下)) 【販売者】有限会社カネシメ水産 【製造所】株式会社浅沼醤油店

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容量
濁り・クリア(各150ml)

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有限会社カネシメ水産

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岩手県普代村の田舎で、有限会社カネシメ水産という小さな水産加工会社を営んでおります。
代表取締役の金子太一と申します。
私は田舎生活が好きで、地元である普代村で生まれ育ち、妻や子供と共に自然と共存しながら田舎生活を送っています。
弊社では活魚や神経〆の魚、鮭やいくら、昆布やワカメなど様々な商品を取り扱って参りました。
しかし、私を取り巻く環境は目を背ける事の出来ない危機的な現状で、東日本大震災や台風19号による被災、新型コロナウイルスの蔓延など、幾多の困難も乗り越えてきましたが、水産業や故郷は衰退しています。
魚が低価格で取引され、漁師さんの生活が圧迫されており、担い手不足にもつながっています。
漁師さんがいなければ水産業は成り立たず、家庭の食卓にも影響を及ぼします。
その現状を打破したいといつも考え、行動してきました。

弊社で取り組んできた事例の一部を紹介します。

●神経〆による魚の高付加価値化

●特殊技術によるいくらの高付加価値化

●活魚の流通システム構築

●ナノバブル洗浄処理技術による魚の鮮度保持

そして今回、三陸の食文化を支えてきた鮭を余すことなく活かしたいという想いで、新たなチャレンジをしたのがこの「鮭醤」です。鮭の低価格で取引されている部位や廃棄されている部位を有効活用して、地域の新たな柱となる商品ができないかと考え、鮭の魚醤をつくろうと2021年から、浅沼醤油店さんと試作を続けてきました。
しかし、納得のいくものが出来上がり、いざ販売の準備を進めていた頃、大変な事態に見舞われました。

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昨年5月27日の夜中、会社の工場で火災が発生しました。
消防団員として出動した私は、目の前で聞いた事のない音とともに、黒煙を上げながら崩れ落ちていく工場を前に、現実を理解することができず、過呼吸になり救急車で運ばれてしまいました。

火災からの復興を目指して

火災は消防隊や消防団の皆さんのご尽力により、翌早朝には鎮火しました。けが人が出なかったことや周囲への延焼を免れたのは消防関係者の皆様のおかげでした。

鎮火後、心が折れていた私ですが、妻が隣で献身的に支えてくれました。本人もショックが大きかったはずなのに、私の代わりに立ち回ってくれていたのです。
他にも家族、友人、親戚、警察官、消防隊、消防団、漁師さん、地域の皆様、お取引先様。
多くの方々から励まされ応援していただき、また一歩ずつ前進する為の再スタートを切る覚悟が出来ました。
これまでにコツコツと揃えた機械、資材、在庫を一夜で焼失させてしまい、火災による損失は私の人生を左右してしまう程、大きなものになりました。ですが、全てを失った訳ではありません。
私には仲間も、火災を免れた建屋も、これまで培った技術や人との繋がりも残っています。

今回、新たにチャレンジした「鮭醤」は、一度はあきらめかけた中でも、多くの皆様からのご支援をいただき、昨年12月に一般販売を開始することができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

火災前のように、全てを復旧させることは難しい状況ですが、新しいカネシメ水産をスタートし、今後も、火災前同様いろいろな事にチャレンジしていきます。
今後とも何卒どうぞよろしくお願いいたします。

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