【特別純米酒　縁】 食用米ひとめぼれも旨味を引き出し、大吟醸と同じように丁寧に醸した純米酒。 お米のふくよかな旨味と優しく広がる吟醸香に近いお米の香り。 シンプルながら飽きの来ない勝山酒造の純米酒。 【純米吟醸　献】 国際的なコンテストで一位に輝く等、様々な功績を持つ勝山酒造の代表酒。 変わったことはしない。ただ丁寧で手間を惜しまない醪管理、時間の掛かる袋搾り。 その小さな積み重ねが、勝山にしか出せない透明感のある旨味につながる。 基本を重ねた先に王道がある。その答えの一つが献になる。 メロンのような芳醇な香りとキレのあるスッキリした後味。 【純米吟醸　鴒】 元禄時代の仕込みのレシピを現代に復活。 マスクメロンを思わせる芳醇な香りと蜂蜜や果実を感じる濃厚な甘さ。 米から出来ていることを忘れてしまう。 甘口の日本酒の概念を変えるような1本。 『もっと先がある』そう思わせる勝山酒造のお酒。創業元禄年間。仙臺伊達家御用蔵・勝山酒造。 水の旨さ、米の旨さ際立つ酒。仙台のおいしい水で仕込んだお酒、それが勝山だ。 蔵元が比喩する「マリリン・モンローのようなお酒」という言葉があるほど、ワイングラスがよく似合う。 オール純米仕込。すべてのお酒を酒袋で搾る。酒袋の布目からにじみでる日本酒。これは、日本酒にとって贅沢極まりない搾り方。 リッチボディな「勝山流濃醇旨口」、なのに透き通る水のように飲むほど潤う。 遠心分離機の導入は、酒袋を通さない搾りを実現。まさに「高濃度の日本酒のエッセンス」。 希少なお酒「元禄仕込」もある。蔵が所蔵する約300年前の酒造レシピで造られる「見事な甘口酒」にはため息がもれる。 その醸造をまとめる後藤光昭杜氏は、人並外れた感性、研ぎ澄まされた五感、いや第六感で、他の人が気づかないすごいところに何かを見つけ出す。 「酒造りに永遠にゴールはない。けど、何より美味しいお酒を造ることを、皆が望み応援してくれる環境で仕事ができるのは喜び。」そう話す後藤杜氏の言葉が印象的だ。