宮城県 名取市 (みやぎけん   なとりし)

受け継がれる匠の技「小女子ちりめん」と「小女子佃煮」の詰合せセット

ちりめん加工70年の歴史と受け継がれる匠の技による、鈴栄自慢の小女子ちりめんと佃煮をお届けします。『小女子ちりめん』は希少な極小サイズの「中乾干し」仕上げ。絹の糸を噛むような上品な食感で、噛むほどに素材の美味さが口の中で溢れます。当社オリジナルの『小女子佃煮』からは、ピリッと辛い唐辛子に甘い柚子の風味がナイスマッチングの「柚子唐辛子入り」と甘めの小女子に梅肉の酸味がアクセントとなる「梅入り」をセットにしました。

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容量
【内容量】 宮城県産小女子ちりめん 200g 小女子佃煮(柚子唐辛子入り) 320g 小女子佃煮(梅入り) 320g 各1パック 消費期限 解凍後6日間 保存方法 冷蔵 お届け状態 冷凍

【内容量】
宮城県産小女子ちりめん 200g
小女子佃煮(柚子唐辛子入り) 320g
小女子佃煮(梅入り) 320g 各1パック

【消費期限】 解凍後6日間
【保存方法】 冷蔵
【お届け状態】 冷凍

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鈴栄 鈴木 健一
「浪江と名取、2つのふるさとから東北の復興を目指します」

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『明治29年創業、仕事に真面目な家風』

鈴栄のルーツは、明治29年までさかのぼります。福島県浪江町請戸(うけど)で鈴木巳之助が前身となる山十一(やまじゅういち)を創業しました。5代目である私は、生まれた頃からちりめんの匂いをかいで育った、根っからのちりめん屋です。自宅の庭が干し場になっていて、旬になると庭一面が釜茹でされた白魚で敷き詰められていました。代々、仕事に真面目で自分に厳しい家風で、小さい頃から『寝ないで働け』と言われていました。おそらく、先代もその先代から同じことを言われていたのでしょう。母も夜なべして白魚を蒸すせいろを編んでいました。

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『被災、再起の決意』

創業から115年目の平成23年、東日本大震災の津波によって2つの工場と自宅が全壊し、親戚を頼りに神戸に避難しました。瀬戸内海はちりめんの本場。長い避難生活が続く中、あるとき瀬戸内海沿いの道を歩いていると、魚市場で競りが行われているのを偶然目にしました。生まれ育った請戸港の、震災と原発事故で失われてしまった活気を不意に思い出し、懐かしさが込み上げてきました。そして『やっぱり自分は魚屋だ、ちりめん屋だ。もう1度、ちりめんを作ろう』と、思ったのです。

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『「鈴栄」の名前が生きていた』

そう決意してすぐに、目利きと腕を請われ、福島県相馬市のちりめんじゃこ工場で働くことになりました。鈴栄の名前ではないし、請戸でもありませんでしたが、また東北でちりめん作りに携われたのはとてもうれしかったです。そんな中、同業者から宮城県名取市の閖上水産加工団地整備の話を聞きました。鈴栄再興のチャンスではないかと周りの方達の応援もあり、進出を決めました。工場は稼働していなくても、鈴栄の名前は生きていると感じました。代々が努力し、守り、広めた名前のおかげで再起のチャンスをつかむことができたのです。

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『立ち止まらずに前へ』

名取市閖上への進出を決めてからも、乗り越えなければならない壁は数多くありました。魚が確保できるか、津波でゼロになってしまったお客さんとの繋がりを再び作ることができるか、新たな地元となる名取市閖上に受け入れられるか……。不安がっているだけでは解決しません。立ち止まらずに手と足を動かして、できるかぎりのことをしました。例えば、夜に周辺地域のお宅を周り、ご挨拶がわりのチラシを配ったこともありました。家訓どおり、寝ないで働きました。

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『工場再開初年度で金賞認定!』

努力の結果はすぐに形になり、工場再開1年目にして、吉本興業グループが開催する「よしもと47シュフラン2017」にて金賞認定されました。東北のちりめんのおいしさをアピールするため、品評会にも積極的に出展していきたいです。品質の良さを知っていただき、食べていただくことで、一人立ちできる本当の復興が進んでいくと考えています。浪江町と第二の地元となった名取市の復興に、良いものを作ることで貢献していきます。

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