発酵文化のまち秋田県横手市。大正7年創業「羽場こうじ店」伝統の三重麹味噌を使い、肉の匠 牛玄亭の職人が目利きで選んだ国産の鶏もも肉を独自の製法により漬け込みました。 大正の終わりから昭和の初めごろ、地主や嗜好人たちがおいしい味噌の極限を求めてたどりついたのが、豆1に対し麹3の割合で仕込む羽場こうじ店の特甘口味噌。この味噌は三重麹味噌（さんじゅうこうじみそ）と呼ばれ、麹の豊かな香味が特徴です。これほど多くの麹を使った味噌は全国を探してもほかにありません。豊かな気候と肥沃な土壌に育まれ、安定して米を収穫できる米どころ秋田ならではの産物です。蔵の中では夏でも気温は20度前後。低温でじっくりと約1年かけて熟成させます。 麹は、創業時から湧いている井戸水をつかって丁寧にお米を洗い、秋田杉の麹箱、手狩りした稲藁を天日に干して編んだ「菰（こも）」という蓋をつかって、蔵の石室で育まれていきます。2時間毎に温度と湿度を確認しながら、赤ちゃんのように大切に。創業時から代々受け継がれてきた造りながら、麹を米の芯までハゼさせる（麹菌を入りこませる）職人の高い技術が生み出す、自然な甘さが特徴です。 その味噌に漬け込んだ鶏もも肉を焼くと、香ばしく奥深い豊かな風味いっぱいの逸品となります。お肉の旨味を感じながら唐辛子の辛さが後から追いかけてきます。ご飯のおかずはもちろんお酒のおつまみにぜひお召し上がりください。 ～辛さレベル～　※個人差があります。 【ノーマル】辛さがありません。 【1辛】素材の旨味を引き立てる程よい辛さです。 【2辛】素材の旨味と唐辛子の辛さがバランスよい味わいです。 【3辛】辛いのが好きで自信のある方に限ります。 ■ 秋田県 横手市 ■ 鶏肉 とり肉 トリ肉 惣菜 おかず おつまみ