AA071 王様の抱き枕 クール Lサイズ (東洋紡ドライアイス使用)【500159】
抱きつきながら眠るシアワセ。 抱き枕の王道「王様の抱き枕」が一回り大きくなった「王様の抱き枕 Lサイズ」のクールバージョンです。 長さは1.2倍、重さは1.5倍に増量！ 大柄の男性にもお使いいただけるビッグサイズの抱き枕です。 専用カバーには、「東洋紡ドライアイス（R）」を使用。吸汗速乾素材で、柔軟性に優れたスポーツ生地です。 さらっとした感触でお肌にやさしくフィットし、思わずほおずりしたくなる肌触りです。 ※当商品は、清涼感・ひんやり感のある機能生地「東洋紡ドライアイス（R）」を使用しておりますが、 冷却効果やひんやり効果を保証するものではありません。 「王様の抱き枕」は、思わずギュッと抱きしめたくなる、優しい抱き心地の抱き枕です。 その秘密は、超極小ビーズ。ムニュムニュ柔らか。独特の弾力性・復元力で、柔らかいながらもしっかり体を支えてくれます。 ■気持ちよく眠る3つの理由。 1.今までにない不思議な感触の抱き枕です。 このムニュふわ感が、どのような体型や寝姿勢でも、足や腰など、体全体に優しくフィットします。 2.王様の抱き枕の中素材は、流動性・柔軟性に優れたパウダー状の超極小ビーズ素材と、ふわふわのポリエステルわたの混合ミックス。 この絶妙なバランスが究極の睡眠を体感させてくれます。 3.丸みのある優しい流動型で、まるでお母さんの懐で眠っているような安らぎ感があります。横向き寝のサポート枕にしてみたり、大きな腰枕としてまったり感を楽しんだり。 王様の抱き枕で、爽やかな朝の目覚めを体感してください。 【お手入れ方法】 ［抱きまくら本体］ ・カバーを取り外し、手もみ洗いでお願いします。 ※抱き枕の一部が極度に汚れてしまった場合は、汚れた箇所を薄めた中性洗剤を含ませた布等でこすり落としてください。 長時間、水に浸すと、素材が水分を吸収してしまい、乾燥までに時間がかかってしまいますので、お洗濯時以外は、浸さないようにしてください。 ※洗濯機でのお洗濯は避けてください。 破損や素材漏れを起こす場合があります。 ［カバー］ ・水洗いが可能です。 お洗濯の際は、カバーを本体から取り外し、開閉式のファスナーは閉めた状態で、必ず洗濯ネットを使用してください。 ■製造：ビーチ株式会社 ■発送：まくら株式会社
- 容量
- ■カラー：クールブルー ■サイズ：約 幅35×長さ135×厚み20～23cm ※高さは未使用時にふわっと置いた状態での計測サイズとなります。 ■重さ：約 1,650g ※抱き枕本体のみで計測 【原材料名】 ■中素材：ポリエステル100％（超極小ビーズ95％、ポリエステルわた5％） ■側生地：ポリエステル85％、ポリウレタン15％ ■カバー素材：［クールブルー］ポリエステル100％（ポリエステル繊維に東洋紡ドライアイス(R)使用）
至福のひとときを秋田から。抱き枕界の金字塔「王様の抱き枕」
平成18年に秋田県の八森町と峰浜村が合併して誕生した八峰町（はっぽうちょう）は、日本海と世界遺産・白神山地に囲まれた自然豊かな町です。人口約7000人のこの町で、累計販売数10万本を誇る抱き枕が作られていることをご存知でしょうか。
製造しているのはまくらの企画・販売を手がける「まくら株式会社」とビーズ素材の商品開発・製造を行う「ビーチ株式会社」（以下ビーチ）。 今回はビーチの代表取締役・服部隆司（はっとりたかし）さんに商品の特徴や制作秘話などについてお話を伺いました。
フィット感がやみつきに。抱き枕の常識を変えた「王様の抱き枕」
発売から18年以上経った現在でもその人気は衰えず、オンライン市場抱き枕カテゴリーでのランキングトップ常連の「王様の抱き枕」。吸いこまれるようなフィット感ともちもちの肌触りが話題になり、たびたびメディアでも取り上げられる大ヒット商品が、今回の返礼品です。
抱き枕といえば長方形型がほとんどだった発売当初、タツノオトシゴ型と呼ばれる左右非対称に曲線を描いた形は画期的でした。「抱き心地が良く体にフィットした形はなんだろう、枕をつけてみたらどうだろう、と試行錯誤を重ねこの形にたどり着きました」と服部さん。もともとこの抱き枕開発は「腰が痛い」「寝る時の姿勢が辛い」といった妊婦さんの要望をきっかけに始まりましたが、その形やフィット感、選べる商品タイプなどで、老若男女に愛されるロングセラーに。発売以来、ずっとこのタツノオトシゴ型ひとつだけで展開し、サイズやカラー、カバーの素材などを変えて商品ラインナップを増やしています。
へたりにくい理由は、中素材と生地にあり
中素材となるのはわずか0.5mmの極小発泡ビーズ。「発泡ビーズのみだと製造工程でどうしてもかたまりができてしまうんです。工場で中素材をつめる作業には、発泡ビーズとわたを空気で攪拌（かくはん）させながら注入させる特注の機械を使用しています」
発泡ビーズとわたが均等に混ざることでへたりにくく、使い込んでいくと愛着がわくこともあり、お客さんの中には10年以上愛用している人もいるそうです。さらに、体をうずめると吸い込まれるようなもちもち感も特徴。これは生地がなせる技です。縦横両方向に伸びる生地で体の動きに合わせてぐっと伸び、抜群の密着度が生まれます。カバーはファスナー式で、洗濯可能。いつでも快適に使うことができます。
今回ご紹介する「王様の枕メンズ」には、汗のニオイを抑える消臭機能があり、吸水・速乾性にも優れた「ミラキュラス」という生地を使用しています。凸凹素材で、夏場もサラサラ快適に。これなら汗をかいてもべたつくことなく、寝苦しい日も快適に過ごせそうです。LサイズはMサイズよりも約25cm長く作られており、長身の男性の体にもぴったりフィットします。
メイドイン八峰町。連携プレーで極上の安眠を届ける
そもそも、王様の抱き枕はここ八峰町ではなく、東京の会社で誕生しました。その頃、服部さんはビーチの前身となるその会社で、寝具の企画や製造を担当。生産量アップのため秋田県に新たに工場を建てることになり、製造の指導をするために赴任してきたそうです。当時は県内の別の場所にありましたが、中身に使う極小の発泡ビーズを作れる工場が近くにあったことや設備などの関係で、八峰町に移転することになりました。
ところが、資材や縫製物も八峰町工場に移し、機械も搬入し、あとは稼働するだけというタイミングで、服部さんは会社の倒産を知ることになります。「当時私は社員の一人でしたが、取引先や周りの方の後押しもあり事業を引き継ぐことにしました。まさかこの地で取締役になるとは思ってもみなかったですね。発泡スチロールの会社は工場の真横にあるし、縫製会社はここから10分ほどの場所にあります。町内で連携し、一つの物づくりが完結するって本当に恵まれていますよね。まるでこの場所がまくらを作るためにあったみたいです」。
コツコツ、まじめに確実に。商品を支えるスタッフの力
ビーチ本社に併設された秋田白神工場では、16名のスタッフによってビーズ素材を使った商品の製造が行われています。「うちのスタッフは、商品一つ一つの扱いがとにかく丁寧なんです。こちらから何か言わなくても、大事に扱うというの当たり前という気持ちがみんなに共通しています。納品したお客様からは、他社に比べて不良品が圧倒的に少ないと言われます」と服部さん。抱き枕は、この白神工場で中素材を詰め、縫製や検針、箱詰めを経て出荷まで行っています。多い時は1カ月に約2000本出荷され、日本のみならず世界各地へ流通しています。
取材を進めていると服部さんの口から何度も「ありがたいことに」「感謝」という言葉を聞きました。ロングセラーの秘密は、誇りをもって丁寧に取り組むスタッフと、日々周りに感謝する服部さんの謙虚な姿勢の中にあるのかもしれません。
睡眠を通して健康に。変わらぬ形で愛され続ける抱き枕
最後に服部さんに抱き枕への想いを聞くと、「睡眠は活力の源。その助けになるのが枕です。体がリラックスして眠ればまた明日も頑張れます。近年はメディアでも睡眠について取り扱うことが増え、どんどん関心が高まっていると思います。今後も疲労回復アイテムとして需要が上がっていくのではないでしょうか。ぜひ多くの人に使っていただきたいです」と話してくれました。
日本中で愛され続ける「王様の抱き枕」。抱きしめたり、枕にしたり、足をはさんだりと使い方は人それぞれ。一番リラックスできる使い方を探してみてください。抜群の触り心地とフィット感で、あなたを癒してくれるアイテムになってくれるはずです。
東北支部（秋田県八峰町担当） / 沢田 徳子（さわた のりこ）
結婚を機に秋田県大館市に移住。フリーランスで取材・執筆やグラフィックデザインを行っています。2020年秋から毎月、愛猫との暮らしをつづったフリーペーパー「ネコノオト」を発行中。趣味はローカルな紙媒体や冊子集め。地域やそこに住む人の魅力を深掘りしていきたいです。
世界遺産・白神山地と日本海に囲まれた海沿いの町。日本海沿いを走るJR五能線をバックに見える景色は、まるで風景写真のように美しく、鉄道マニアの間でも人気のスポットです。
