越沢 三角そば(乾麺) 200g×5袋
鶴岡市温海地域の山間部、標高200mに達する越沢地区は、朝晩の寒暖差がありそば栽培に適しています。古くからそばが愛され、食されてきました。 「越沢三角そば」は、昔から伝え栽培されてきた地そばを交雑させずに自家採種を続け、2016年に山形県内で3例目のそばの在来作物として認知されました。 実は小粒ですが、粉にする際の歩留まりが良く、香り豊かなナッツのような風味が特徴です。 その「越沢三角そば」を乾麺として仕上げました。そばの香りとナッツのような風味を、ぜひご堪能ください。 ※写真はイメージです
- 容量
- 乾麺 200g×5袋入り 提供事業者:まやのやかた越沢三角そば生産組合

在来作物「越沢三角そば」は、一時期、生産農家が3軒まで減り途絶えかけた幻の在来品種。
鶴岡市越沢地区の貴重な食の資源として、越沢三角そば生産組合(組合員15名)を組織し、昔から守り育ててきた種を大切に栽培しています。

山形県の名称・霊峰摩耶山の麓、鶴岡市温海地域の山間部、標高200mに達する越沢地区で栽培しています。
周辺には、県の棚田20選「越沢の棚田」、県の里の名水「郷清水」があり、自然豊かで山菜やきのこ等、山の恵みも豊富です。
また、笹巻やとち餅など特産品も多く、棚田で育った米から、清酒「摩耶山」、「摩耶姫」も醸造されています。
「越沢三角そば」は、越沢自治会が運営する「そば処・まやのやかた」で、地元のそば打ち名人の手打ちそばをご堪能いただけます。

越沢集落は、和銅年間(706~714年)に、信濃国(長野県信濃町)からの移民が開拓してできた集落だという言い伝えがあります。
その際に持ち込んだ様々な種子の中の一つが、「越沢三角そば」である可能性が分かりました。
これをきっかけに信州信濃町とのそばを通じた交流も深めています。

越沢集落では、古くは全戸で栽培し、どこの家庭でも、お祭りや祝い事などハレの日のおもてなし料理として手打ちそばを食していました。
現在は、組合員15名が大切に栽培したそばを、そば処・まやのやかたで提供するとともに、乾麺やそうめんなど加工品の開発・販売、首都圏や関西圏のそば店にも玄そばを提供するなど、香り豊かでナッツのような独特の甘み、風味を、広く多くの方にご堪能いただけるよう精一杯頑張っています。
