SZ0020 あみえび醤油と金頭のだし醤油セット
★あみえび醤油 庄内浜の春の風物詩と言われている「こあみ」(エビの一種)で作られた発酵食品・魚醤です。 他の魚介類の魚醤では出せない旨味が凝縮され、アミノ酸やタウリンが豊富に含まれた調味料です。 旨味を熟成するために、一年以上かけてじっくり発酵させました。 【ほんの2~3滴加えるだけ】で、煮物、鍋物、炒め物など、どんな料理でも格段に味を引き立てます。 ★金頭(かながしら)のだし醤油 庄内浜に水揚げされた金頭を一匹ずつ丁寧に炭火で手焼きしました。その焼干をふんだんに使用した贅沢なだし醤油です。 金頭は旨味の強い魚で、古くは高級魚として珍重され庄内藩のお殿さまも愛したと言われています。 焼干から出る出汁は旨味が強く、昆布やカツオのだしとはまた違った旨味が感じられます。 麺類のつけつゆやお刺身、冷奴、湯豆腐などにもオススメです! 庄内い~ものや

「あみえび」は釣り餌や養殖魚の飼料として用いられることの多いエビの一種です。酒田近辺では、昔は生で食べていました。しかし、衛生面での問題などで段々廃れてきました。昔の魚屋さんでの対面販売なら食べ方等の指導もできましたが、今はスーパーでのパック販売が主流です。このアミエビをどうにかしたいという思いで考え出したのが魚醤です。
漁協の協力を得て【あみえび醤油】が出来上がりました。甲殻類を使った魚醤の開発は国内では初めてのことです!
魚醤について
秋田の「しょっつる」(原料ハタハタ)、石川の「いしる」(原料イカ、イワシ、サバなど)、香川の「いかなご醤油」(原料イカナゴ=魚)は日本三大魚醤と言われ、その土地で愛されている素朴な旨味調味料です。
海老や蟹が大好きな方におすすめの醤油です。日本料理にとても合います。
魚醤は全国的に一般家庭への馴染みはありませんが、料理店やレストランなどのプロフェッショナルたちは、あみえび醤油の凝縮された旨味成分の果たす役割や、使い勝手の良さを評価してくれています。
ぜひ、この機会にエビの魚醤をお試しください。

●白だし=野菜煮物、おでん、鍋物、麺かけつゆ、冷奴、湯豆腐などに薄めてお使い下さい。
●焼肉のたれ=たれとしてそのまま。炒め物などにも。
●塩だれ=ドレッシングタイプの調味料。サラダの他に肉や魚の下味にどうぞ。

まるまる一匹の魚を目の前にすると、「気持ちわるい!」「こわい!」「ど~するのこれ!」と反応する方も少なくはないと思います。
漁業に携わる身としては、残念というよりも少し悲しくなってきます。
島国日本の伝統的な魚料理文化を守りたい、大げさかもしれませんがそんな気持ちで仕事をしています。
お送りした皆さんから「びっくりするほど料理の味が変わった」などというお便りをもらったりすると、アミエビの魚醤に関する商品づくりをしてよかったとつくづく思います。
