30P8020 駒箱(黒柿工芸品)
平成25年"現代の名工:厚生労働省(卓越技能章受章)"を受賞した吉田宏介氏が製作する黒柿の駒箱です。高級感溢れる駒箱で将棋をお楽しみください。 ◇提供:(一社)天童市観光物産協会 ◇製作:"吉田木芸"
- 容量
- 駒箱(拭き漆仕上げ、紙箱入り)
お礼の品のご紹介
樹齢150年を超える"柿"の古木のうち、限られた条件によって、幹の内部に黒緑色、あるいは黒褐色の模様を生じる木があり、これを黒柿といいます。
主に、山形県を中心とする東北の一部地域に残る"大柿"、"蓑柿"といった"昔柿"の黒柿材です。
黒柿は、古来より、その雅味あふれる模様が珍重され、正倉院御物の中にも多く残っており、これらの作品の作者である吉田宏介氏は、平成25年にこの分野において唯一"現代の名工"に選出されています。
拭き漆仕上げ(H10.3㎝×W10.3㎝×D7㎝)、紙箱入り
事業所のご紹介
一般社団法人 天童市観光物産協会
当協会はJR天童駅に隣接する"パルテ"において、天童市の物産を紹介する"天童市物産センター"を運営し、市内の名産品等を数多く取り揃え販売致しております。また、天童市の魅力を発信する"天童市観光情報センター"も併設しており、市内の名所や観光地等の紹介を行っております。天童市へお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。
天童将棋駒の歴史
生産量日本一を誇る"天童の将棋駒"の歴史は、江戸時代の天童織田藩まで遡ります。藩の窮乏した財政の中、藩士の救済策の一つとして、当時、家老の吉田大八が、将棋は兵法戦術にも通じることから、これを遊ぶことも、製作することも武士の面目を傷つけるものではないとして、将棋駒の製作を奨励したことが始まりとされます。
明治期には、木地屋と書き屋に分かれた分業生産を始めたことで、本格的な産業に成長し、大正期に入ると木地を製造する機械を開発し、天童はまちをあげての分業体制に入ったとされ、押し駒を導入した昭和初期には、全国一の産地に成長し、1996年には、将棋駒の産地としては、全国唯一となる経済産業省指定の伝統的工芸品に指定されました。
現在は、彫り駒を中心に、押し駒・書き駒・彫埋駒(ほりうめごま)・盛上駒(もりあげこま)といった、大衆駒から高級駒まで、あらゆる将棋駒の生産地となっており、市内各所には将棋をあしらったモニュメントがちらばるほか、将棋にちなんだイベントが開催されるなど、将棋はまちのシンボルとなっています。
将棋のまちを歩いてみよう♪
将棋のまち天童市には、まちの至るところに将棋にまつわるものが点在しています。
将棋の歴史を学ぶことができる将棋資料館やモニュメントのほか、歩道の詰め将棋、橋のらんかんや郵便ポストなど様々な所に使用され、隠れミッキーならぬ隠れ将棋を探すのも楽しいひと時となります。人間将棋など将棋のイベントも盛りだくさん!!
ご来訪の際は、是非皆さんで探してみてください!!