山形県 天童市 (やまがたけん   てんどうし)

30X8001 飾り駒

KEN OKUYAMA DESIGN×天童将棋駒×天童木工。2016年にクラウドファンディングで開発した新たな飾り駒が遂に完成しました!! 新しい飾り駒のデザインは、世界的デザイナー奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGNによるもの。浮かび上がる"左馬"の文字は、伝統的技術を引き継ぐ将棋駒職人の高橋稚山(ちざん)氏が、先代から受け継がれた書体を一点づつ手彫りで仕上げています。曲線が特徴的な駒は、奥山清行氏デザインによるイス"ORIZURU"にも活かされた天童木工の成形合板の技術で実現。美しい木材を厳選する目や、複雑な形状をつくりだす高度な匠の技を結集しています。 ふるさと納税の制度を利用したガバメントクラウドファンディングで、多くの方の応援を受けて実現した本プロジェクト。是非、皆様のお申込みをお待ちしております。 ※配送は意匠登録完了後となります。現在のところ、未定ですが、平成30年度の下半期となる見込みです。 ※クラウドファンディングの取組については、こちらからご覧ください。 ◇提供:㈱天童木工

500,000以上の寄附でもらえる
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  • ギフト包装
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容量
1基(シリアルナンバー入り、専用ボックス付) [仕様] 文字:ブナ材(黒染色) 本体:ケヤキ板目 台座:御影石 寸法:W356 D138 H388 mm / 6.5kg

お礼の品のご紹介

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天童将棋駒の歴史

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生産量日本一を誇る"天童の将棋駒"の歴史は、江戸時代の天童織田藩まで遡ります。藩の窮乏した財政の中、藩士の救済策の一つとして、当時、家老の吉田大八が、将棋は兵法戦術にも通じることから、これを遊ぶことも、製作することも武士の面目を傷つけるものではないとして、将棋駒の製作を奨励したことが始まりとされます。
明治期には、木地屋と書き屋に分かれた分業生産を始めたことで、本格的な産業に成長し、大正期に入ると木地を製造する機械を開発し、天童はまちをあげての分業体制に入ったとされ、押し駒を導入した昭和初期には、全国一の産地に成長し、1996年には、将棋駒の産地としては、全国唯一となる経済産業省指定の伝統的工芸品に指定されました。
現在は、彫り駒を中心に、押し駒・書き駒・彫埋駒(ほりうめごま)・盛上駒(もりあげこま)といった、大衆駒から高級駒まで、あらゆる将棋駒の生産地となっており、市内各所には将棋をあしらったモニュメントがちらばるほか、将棋にちなんだイベントが開催されるなど、将棋はまちのシンボルとなっています。

製作者のご紹介

山形が誇る世界的工業デザイナー

奥山 清行(おくやま きよゆき) 工業デザイナー
㈱ KEN OKUYAMA DESIGN 代表

奥山 清行(おくやま きよゆき) 工業デザイナー
㈱ KEN OKUYAMA DESIGN 代表

1959年山形市生まれ。
ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社 (独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザイン ディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等数多くのデザインを手がける。
2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN代表として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、企業コンサルティングのほか、自身のブランドで自動車、インテリアプロダクト、眼鏡の開発から販売までを行う。2013年よりヤンマーホールディングス株式会社取締役。カリフォルニア モントレーカーウィークにおいて「Kode57」(2016)、「Kode0(ゼロ)」 (2017)をワールドプレミア。また、秋田新幹線、北陸新幹線、2017年に運行開始した 豪華列車「四季島」、トラクターを始めとするヤンマー製品などを次々に手掛けている。

成形合板技術の第一人者

㈱ 天童木工(てんどうもっこう)
本社:山形県天童市

㈱ 天童木工(てんどうもっこう)
本社:山形県天童市

1940年創業の家具メーカー。1947年、成形合板家具の研究に着手。薄い板を重ね合わせ、型に入れて形をつくる「成形合板」技術を日本でいち早く実用化、機能美を追求した家具の量産に成功した。その技術力が生む耐久性や信頼性から、首相官邸を始めとした政府機関や公共施設などで利用されているほか、国内外の建築家やデザイナーとの協働を早くから進め、デザイン性の高い名作家具を数多く生み出している。
柳宗理氏のバタフライスツール(1956年~)はその代表作。ニューヨーク近代美術館やルーブル美術館などに永久所蔵品としてコレクションされている。
また、家具製作で培った知識や技術を応用し、天然木を使用した内装パネルやウッドステアリングなどの自動車内装部品事業も展開。これまでにホンダ、トヨタ、日産、いすゞなどの自動車メーカー各社に採用されている。
近年では、スギやヒノキなどの軟質針葉樹の利用拡大を目指し、独自に開発したRoll Press Wood(軟質針葉樹圧密化・成形技術)を発表。2015年の「ものづくり日本大賞(製品・技術開発部門」で内閣総理大臣賞を受賞した。
KEN OKUYAMA DESIGNとは、過去にORIZURU、ALBEROで共同製作を行っている。

唯一無二の駒職人

高橋稚山(たかはし ちざん)
駒工房稚山 代表

高橋稚山(たかはし ちざん)
駒工房稚山 代表

本名:高橋恒彦(たかはし つねひこ)
1957年天童市生まれ。天童市在住。
1975年4月に家業を継ぎ、自宅兼工房にて将棋駒の製造に従事。また、同年に(故)国井重夫氏(雅号:香月)に弟子入りし、彫りの技術を習得する。各工程ともに、丁寧な作業を心がけており、作品の完成度の高さには定評がある。
錦旗、水無瀬、巻菱湖、清安、守田長禄などの書体を中心に彫り駒の製作を手掛けている。
2014年11月に製作した「スター・ウォーズ将棋」は大変大きな反響を呼び、伝統的工芸品の新たな一歩を踏み出す作品となったほか、昨年度には、人気漫画「3月のライオン」に登場するキャラクターで製作した「将棋ニャー」は、全国各地に展示され、大きな話題を呼んだ。また、そのほかにも様々なキャラクターの将棋駒を伝統的な技法により製作しており、今回のコラボについても、作品の仕上げを行うことのできる唯一無二の駒職人として貢献している。

左馬の由来

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馬は元来左から乗るものなので、右から乗るとつまづいて転ぶという習性をもっており、そのことから左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができ、昔から福を招くめでたいもので商売繁盛の守り駒となっています。ほかにも
◆馬の字が逆に書かれていることから、ウマの反対はマウ(舞う)であり、古来、舞いはめでたい席で催されることから縁起の良い招福駒である。
●馬は人に引かれるものであるが、逆に馬が人を引いてくる(招き入れる)ということから、客商売にとって千客万来の招福駒である。
などのいわれがあります。

 

将棋のまちを歩いてみよう♪

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将棋のまち天童市には、まちの至るところに将棋にまつわるものが点在しています。
将棋の歴史を学ぶことができる将棋資料館やモニュメントのほか、歩道の詰め将棋、橋のらんかんや郵便ポストなど様々な所に使用され、隠れミッキーならぬ隠れ将棋を探すのも楽しいひと時となります。人間将棋など将棋のイベントも盛りだくさん!!
ご来訪の際は、是非皆さんで探してみてください!!

 

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