07-23-001 飾り駒(ケヤキ5寸)
提供 菱沼王将製作所 天童と言えば将棋と言われるほど、将棋駒生産量は全国の大部分を占めます。そんな天童から開運招福の縁起物の飾り駒をお届けします。馬は元来左から乗るものなので、右から乗るとつまづいて転ぶという習性をもっており、そのことから左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができ、昔から福を招くめでたいもので商売繁盛の守り駒となっています。そんな飾り駒の王道・左馬をお届けします。「左馬」は「王将」に変更も可能です。「王将」で希望される場合は、自由記載欄等にその旨ご記入をお願いします。
事業所のご紹介

菱沼王将製作所
当店は将棋の里天童市では昭和30年代創業の置駒専門店です。原木仕入から生地加工、製品までを一貫して行っており、品質第一をモットーに製造を行っております。
天童将棋駒の歴史

生産量日本一を誇る"天童の将棋駒"の歴史は、江戸時代の天童織田藩まで遡ります。藩の窮乏した財政の中、藩士の救済策の一つとして、当時、家老の吉田大八が、将棋は兵法戦術にも通じることから、これを遊ぶことも、製作することも武士の面目を傷つけるものではないとして、将棋駒の製作を奨励したことが始まりとされます。
明治期には、木地屋と書き屋に分かれた分業生産を始めたことで、本格的な産業に成長し、大正期に入ると木地を製造する機械を開発し、天童はまちをあげての分業体制に入ったとされ、押し駒を導入した昭和初期には、全国一の産地に成長し、1996年には、将棋駒の産地としては、全国唯一となる経済産業省指定の伝統的工芸品に指定されました。
現在は、彫り駒を中心に、押し駒・書き駒・彫埋駒(ほりうめごま)・盛上駒(もりあげこま)といった、大衆駒から高級駒まで、あらゆる将棋駒の生産地となっており、市内各所には将棋をあしらったモニュメントがちらばるほか、将棋にちなんだイベントが開催されるなど、将棋はまちのシンボルとなっています。
左馬の由来

◆馬の字が逆に書かれていることから、ウマの反対はマウ(舞う)であり、古来、舞いはめでたい席で催されることから縁起の良い招福駒である。
●馬は人に引かれるものであるが、逆に馬が人を引いてくる(招き入れる)ということから、客商売にとって千客万来の招福駒である。
などのいわれがあります。
将棋のまちを歩いてみよう♪

将棋のまち天童市には、まちの至るところに将棋にまつわるものが点在しています。
将棋の歴史を学ぶことができる将棋資料館やモニュメントのほか、歩道の詰め将棋、橋のらんかんや郵便ポストなど様々な所に使用され、隠れミッキーならぬ隠れ将棋を探すのも楽しいひと時となります。人間将棋など将棋のイベントも盛りだくさん!!
ご来訪の際は、是非皆さんで探してみてください!!