山形の四季を感じる、最高のロケーション

寒河江川は、山形県で最も澄んだ川。
静かな川のせせらぎを聴きながら、地元産の天然素材をふんだんに使った玉貴の料理をお楽しみいただけます。
客室には椅子とテーブルをご用意。1名様からの少人数でも、個室としてご利用いただけます。

一年中同じ料理を提供する中華料理やイタリアンと違い、旬の食材を使い季節ごとにメニューが異なる日本料理。
その文化を大事にしている玉貴では、季節によって客室のしつらえや、行事によっては掛け軸を変えることもあるそうです。

大宴会場や廊下から通じるテラスからは、対岸に祀られた祠「玉渕堂（ぎょくえんどう）」をご覧いただけます。
テラスからの眺めは特に春と秋が絶景で、たくさんのお客様で賑わいます。夜には景色をライトアップしますので、昼間とは違った表情をお楽しみいただけます。

春夏秋冬、四季を味わう料理

昭和48年の開業以来、玉貴が大切にしてきたのは「地採地消」。
季節と共に変化する四季折々の食材を生かし、地元の天然素材を盛り込んだ料理を提供しています。

●春〜初夏：山菜料理
月山の雪解けが始まるのは4月頃。雪の下から少しずつ山菜の若芽が顔を出し、本格的な山菜シーズンが始まります。
この山菜を丁寧に摘み、雑味のない上品な味に仕上げます。

●夏季：七夕料理
「夏の暑い日は涼みながらひとときを過ごしたい」というお客様の想いにお応えした、夏限定の七夕の節句料理です。
寒河江川のせせらぎをBGMに、七夕伝説に想いを馳せて、ご家族や友人、恋人など大切な人と一緒にお過ごしください。

●冬季：きのこ料理
月山の紅葉が見頃を迎える頃に、「きのこ」のシーズンが始まります。
月山のきのこは希少なものも多く、他では味わえない高貴で豊潤な味覚を満喫いただけます。玉貴では山菜料理に次ぐ人気です。

●2月〜4月：ひな膳料理
春の訪れを感じさせてくれる「ひな祭り」。山形県は最上川による京との交易で、県内各地の旧家に京の時代雛が多く残されています。
玉貴では古今雛や享保雛など貴重な雛人形を飾り、もてなしています。

五節句文化の発信と継承。家族の絆を深めてほしい

客間から見える春夏秋冬の景色、そして旬を味わう繊細な料理……。
玉貴が「四季」を大切にしてきたのは、「日本文化を受け継ぎ、家族の絆を深めてほしい」との想いがあります。

「私たちが提供しているのは、日本料理。
だから日本文化を受け継いでいく義務があると思っています」と阿部社長は語ります。

「日本には『五節句』という文化があります。
1月7日の『人日（じんじつ）の節句』、3月3日の『桃の節句』、5月5日の『端午の節句』、
7月7日の『七夕の節句』、9月9日の『重陽の節句』の5つ。

五節句を現代に置き換えると、1月7日はお正月なので『家族の節句』、3月3日はお雛様で『女の子の節句』、
5月5日は『男の子の節句』、7月7日は『恋人の節句』、9月9日は菊の節句とも言われているので
『おじいちゃんおばあちゃんの節句』。五節句は、家族の絆を再確認する節目でもあったんです。

お正月にはおせち、桃の節句には「ひな膳料理」、端午の節句は山菜の季節ですから「山菜料理」、
七夕には「七夕料理」、菊の節句は「きのこ料理」と、五節句に合わせた料理をご用意してお待ちしております。
ひ、節句ごとに家族みなさんで楽しく食事をしていただき、ご家族の絆を深めていただけたら嬉しいですね。

山菜料理『玉貴』 公式HP