山形県 庄内町 (やまがたけん   しょうないまち)

ハナブサ醤油 赤味噌4kg

文政六年、当時七代目の佐藤新左衛門が「福島屋」という名前で操業。後に「ハナブサ醤油」と名称を変えました。 醤油工場の作業場では今でも製造過程のほとんどが職人の手作業です。さらに熟成には一年以上ゆっくりと時間をかけて自然な状態で行われています。 庄内の懐かしい味として、豊かな香りと旨味の味噌をお届けいたします。 原材料:大豆、米、食塩、酒精 ※原材料の一部に大豆を含む ※寄附お申し込みの際はページ下部の「自治体からの情報」に記載の注意事項を必ずご確認ください。

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容量
赤味噌 1kg×4袋

江戸時代創業の老舗のお醤油屋さん

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ハナブサ醤油は、文政六年(1823年)当時七代目の佐藤新左衛門が「福島屋」という名前で創業。
庄内で唯一の醤油工場では、今でも製造工程のほとんどを職人が手作業で行い、醤油や味噌などを製造しています。
ゆっくり時間をかけ自然な状態で熟成される製品は、懐かしい庄内の味わい。豊かな香りと旨味をお楽しみいただけます。

●ハナブサ醤油さんとして一番こだわっている部分は?

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社長:なるべく地元のものを使って、添加物などを入れずにシンプルなものを目指しているところ。醤油・味噌だけにこだわらず、それらを加工して、すぐ食べられるような商品を開発していかないといけないと思っています。
奥さん:確かに社長は「シンプルに」という部分にこだわっています。一番のこだわりはつくる人の「心」だと。

●手作業が多いということですが、一番大変な作業は?

社長:最終段階の袋詰めです。詰めるのは機械だけれども、封をする際に人が携わるので、効率化が課題。
奥さん:最後に商品として出す段階で、巾着にしたり袋詰めにしたり、そこが一番時間がかかります。

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●「おかずみそ」の巾着パッケージも手作業ということですね!

社長:そうです。だからやめることも考えている。
奥さん:でもこの巾着の形をなくしてしまったら、この「おかずみそ」ではなくなってしまうのではないかとも思います。お客さんにとっても、急に商品のパッケージが変わった場合、中身は同じですよと言っても、馴染むまで時間がかかるのではないかと思いますよね。だからなるべくならば変えたくない。でも時間がかかるからシンプルにもしなきゃいけない。今その狭間ですね。手作業で時間はかかりますが、でもそれもうちの商品かなとも思います。

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●醤油・味噌づくりでやりがいや楽しみなことは?

社長:新しいお客さんを開拓するためにあちこち行くこと。旅行も兼ねて。趣味でもある。現地の飲食店にお土産持って行ったりしています。
奥さん:やっぱり昔から作ってきた醤油、「ここの醤油じゃないとだめ」というおばあちゃんたちが買いに来てくれるんです。また、そのお客さんの家から他所にお嫁にいった娘さんたちも「ここの醤油送って」と。そういうお客さんたちがいたからこそつながってきたのかな、と思います。
奥さん:またうれしいのは、うちの商品を見つけて、住所を調べて実際来てくれるお客さんがいるんです。「やっと来れた」、「ここなんだ」と言って訪れてくれて、そういうのってやっぱり楽しいですよね。しょうゆの実の食べ方も、「こうやって食べるとおいしかったよ」って、お客さんから教えてもらうこともあるんです。それはうれしいですよね。

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●今後、こんなことをやりたい・商品をつくりたいというものは?

社長:いっぱいあります。今年は平田地区(お隣の酒田市)のさくらんぼやブルーベリーを瓶詰にして、ワイン漬け・ワインビネガーに入れてみたりしていまして、これが2週間くらい保存がきくので、季節の果物をつかって幅を広げてやりたい。トマトは余目でもとれるし、トマトみそもいいと思うんだよね。

●お客さんが来た時のおもてなしへのこだわりポイントは?

町に観光などでお客さんが来た時に、蔵を案内すると同時に、町の紹介も一生懸命してくれる印象があり、素敵なおもてなしをしてくれるところだなと思っています。

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社長:自分が旅の中でそのようなおもてなしを経験してきているからですかね。
奥さん:例えば、どこかに旅行に行ったときに、どういう人たちと触れ合ったか、その人たちとの会話とか、ちょっとしたことがうれしいと感じて記憶に残るものだからかと。ただ、そのように変わったのはディスティネーションキャンペーン以降で、あの時に町からの依頼で蔵の中を案内するようになったが、それまではお客さんをご案内するということはしていませんでした。それをきっかけにやり始めて、いろんな方が来て、いろんな情報も入ってくる。そうなると楽しくなってきましたし、「どうせやるんだったら楽しんでやらなきゃ」という方がいて「ああそうなんだろうな」と思って。お客さんが来た時に、裏で何を出そうかとガヤガヤみんなで相談しながら準備しているが、それが楽しくて。それでお客さんも楽しんで帰ってくれると、やってよかったなと思います。

●ふるさと納税の返礼品を発送するときにも、はがきを出したり季節感を取り入れてくれたり、そういう部分がハナブサ醤油さんの気持ちのこもった商品につながっているのかなと思いました。

奥さん:忙しくてできてないときもありますが、もうちょっと季節感を出せるように今後もやっていきたいです。

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●心配ごとや課題は?

奥さん:建物が古くて、傷んできているので、それをどうやって持続させるかも課題。ちょっとずつあっち直し、こっち直しでやっています。
社長:建物は築100年以上にはなっています。土蔵が壊れるのが一番困る。
奥さん:この間の地震(2019.6.18の)で、土蔵が一部壊れてしまったところがあってそれを直している最中なんです。ただ、裏口の方やお庭は創業当時のまま。表側は2回火事になってしまっています。

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社長:新しいものをつくっていかないと残っていけない。醤油・味噌にこだわっているだけでなく、時代にあったものづくりをしていかなければと思います。
奥さん:家訓でもある「温故知新」、古いものを守りながら新しいものを開発して続けていく。社長がいろいろ新商品をつくってくれるので、それで少しずつ前に進んでいると思います。

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