茨城県のオリジナル品種「恵水」は、17年もの歳月をかけて開発された期待の梨です。 酸味が少なく深い甘み、大玉でみずみずしくシャリシャリとしたさわやかな食感の三拍子を兼ね備えた一品です。 冷蔵すると保存がきくのも特長です。 平成28年(2016年)から本格的に出荷を始め、年々出荷量が増えていますが、まだまだ希少な品種です。 特選恵水は、恵水の中でも糖度13度以上のものを厳選!あま～い恵水を、どうぞ召し上がれ。 【常陸太田市の梨 美おいしさの理由】 茨城県は千葉県に次いで全国第2位の梨生産地です。(令和3年出荷量) 常陸太田市の梨の樹は約130年前に県下に先駆けて植えられました。 昼夜の寒暖差の大きい気候と恵まれた土質、度重なる久慈川の氾濫に耐え抜いた先人たちの技術がおいしい梨の生産に結実しています。 【保存方法】 直射日光を避け涼しい場所で保管してください。 お召し上がりの数時間前に冷蔵庫で冷やすとより一層おいしく頂けます。 ■生産者の声 茨城県常陸太田市で70年続く桧山果樹園「シャリ感のある甘くておいしい梨を届けたい」という思いのもと、家族で丁寧に梨を育てています。 私たちは3つのこだわりがあります。 1.「完熟梨」へのこだわり 直売を続けてきたからこそ、一番おいしい時期に召し上がっていただけるように何度も梨の色や成熟度を確認し収穫をしています。 2.災害に対応した果樹園づくり 2019年に台風や常陸太田市を流れる川が氾濫し梨畑が3枚流されてしまいました。この経験を教訓に、「災害に強い果樹園づくり」を進めています。具体的には、通常の防鳥網よりも網目の細かい「多目的防災網」を設置しました。台風の強風や大雨の被害を抑えるだけでなくカメムシなどの害虫の侵入も防ぎ、安定した梨の収穫体制を整えています。さらに、収穫の早期化や品質の向上を目指してジョイント栽培も導入し新しい技術にも挑戦しています。 ジョイント栽培:一列に植裁した苗木を隣の苗木に接木により連結して成園化する技術です。 3.土づくりへのこだわり 複数ある畑によって異なる土質を理解した上で厳選した肥料と堆肥を合わせこだわりを持って土づくりに励んでいます。