HA-4 【水戸の伝統工芸品】水戸黒家紋入額縁(三ツ葉葵)
水戸の地に江戸時代から伝わる伝統技法『水戸黒』で染め上げた家紋入りの額縁です。 【水戸黒とは】 水戸黒とは、江戸時代に水戸藩の御用紺屋であった亀屋清兵衛により代々伝えられてきた染色技法です。 黄門さま(水戸藩第2代藩主徳川光圀公)も愛用していたといわれています。 藍を下地にした「水戸黒」は青みをおびた深みのある黒が特徴で、その色合いは、「水戸公の羽織は千代田城の金屏風によく映える」と賞され、羽織での江戸城参内を許された副将軍が代々自慢にしていたといいます。 しかし、大正に入り、輸入された化学染料の普及に押されて消滅していきました。 昭和50年頃、亀屋の子孫で市内在住の益子家12代栄寿さん(故人)が、水戸黒の再現に取り組み、その技術を笠間市の染色家阿部忠吉さん(故人)が継承していました。 現在、水戸黒の継承方法等について検討しています。 【素材】 木綿・インディコピュア・ラバーインク・ヤシャブシ・ラワン材・プラスチック・紙・鉄・ガラス・ポリエステル紐
掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。