30-2 粉引湯呑(桐箱入)

那須烏山市在住の陶芸家 川村宏樹 さんの作品です。 【生産者の声】 私は粉引という焼き物を四十年焼いています。粉引は十五世紀から十六世紀にかけて韓国で作られた焼き物です。日本の茶人が、白い粉が引いたようなので粉引。あるいは白い粉が吹いたようなので粉吹と名付けました。 白は反対色の無い色なので、すべての色を受け入れます。器として考えた時に、盛り付けた料理などが、白より映える器はありません。白い器には、何かを盛り付けてみたい欲求が働きます。 これからも使う人にとって、使うことが喜びになるような器を作っていきたいと考えています。
掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。