No.004-10 【鴻巣の赤物】干支シリーズ「酉年(トリ)」
赤物は、桐のおがくずと正麩糊(しょうふのり:デンプンから作った糊)を捏ねた粘土に顔料と膠(ニカワ)を混ぜた塗料で着色して作った獅子頭、招き猫、鯛車、干支などの縁起物の飾りの総称です。 赤色が縁起が良いとされ、多くの場合、赤を用いることから、「赤物」と呼ばれます。 古くから無病息災を願って子供に与えたり、魔除けのお守りとして親しまれてきました。 特に「鴻巣の赤物」は、玩具の製造技術としては初めて国の重要無形民俗文化財に指定(平成23年3月)された、歴史的価値のある郷土工芸品です。 ※顔や体の模様を描く「面相描き」も、一点一点、職人の手で描かれているため、顔や模様は写真と異なります。 どれも一点物であり、お手元に届く作品の表情をお楽しみください。
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