注意事項

■ご不在日がございましたら、備考欄にご記入ください。ご記入がなく受人様のご都合でお受け取り頂けない場合、再送はしておりませんので、ご了承下さい。
■サツマイモは空気に触れると腐りやすくなるため、新聞紙等で包んで冷暗所で保存してください。
■本返礼品は、鮮度を保つため泥付きの状態でお届けします。また、サイズは大小さまざまなものが入ります。

江戸時代から続く北本市のサツマイモ栽培

北本市でのサツマイモ栽培の歴史は古く、その歴史は江戸時代にさかのぼります。特に荒川のある西部の高台で盛んでした。
当時のことを知る方によると、北本で採れたサツマイモが、舟運で川越まで出荷されていたそう。水はけがよく高台の畑を好むサツマイモは、北本西部の畑と相性がよく、昔はお芋の畑が一面に広がっていたようです。

B.T.FARMがサツマイモを栽培している畑の多くは、昔からサツマイモをつくっていた畑です。今年の品種は9割が「紅はるか」という、甘みがとても強く、食感が特徴のお芋です。秋はホクホクですが、11月ごろから年明けにかけてねっとりと柔らかくなり、冬場は驚くほどの甘さに熟します。

新たなチャレンジー地域で一緒に育てていくー

B.T.FARMでは、今年からさつまいも栽培を本格的に開始しました。
そして、もう一つ新たにチャレンジしていることがあります。それは“多機能型事業所くじら雲”との連携です。くじら雲は北本市にある事業所で、障害のある人が日中過ごして働く居場所です。
B.T.FARMでは、2022年の2月から障がいを持った方と一緒に様々な畑作業に一緒に取り組んでおり、サツマイモ栽培もその一つです。

埼玉県北本市の「多機能型事業所　くじら雲」についてはこちらから

現在は、くじら雲から週に4回、午前中の時間に3・4人が来ています。サツマイモは苗の植え付けから収穫まで、その他の野菜は種まきなど、その時々の作業を一緒にやっています。

ひとりひとりの個性と向き合いながら、農業の魅力を伝えていきたい

B.T.FARMでは、くじら雲のメンバーの子達が作業に飽きないように、できる限り日々違う作業を組み合わせながら、農業を楽しんでもらえるように工夫をしています。メンバーの子達はそれぞれの得意不得意があるのでこの子が来たらこれやってもらおうかなとか。種まきとか細かいのが不得意な子は力作業やってもらおうかなとか、くじら雲のスタッフの方と一緒に考えています。

B.T.FARM代表の加藤さんは、「夏の暑さとか外での作業がきつい子も正直いるんですけど、可能な範囲でくじら雲のメンバーの子達には、農業を楽しんで欲しいです。楽しそうに作業をしている子たちを見ると、自分も農業の魅力に改めて気づかされます。今年から焼き芋を始めましたけど、今後焼き芋を一緒に売りに行くとか、加工品作りなども一緒にやれたらなって思っています。ぜひふるさと納税を通して、くじら雲のみなさんと一緒に育てた紅はるかをみなさんに味わっていただけたら嬉しいです。」と話してくれました。

B.T.FARMのこと

B.T.FARMは、埼玉県北本市で野菜と果樹の生産・加工を行っている農場です。
B.T.FARMでは、この地で先人たちが栽培されてきた伝統を継承しつつ、これからの時代に向けた新たな作物・栽培方法に日々挑戦中です。

北本の先人たちの伝統・技術を継承しながら、地元に貢献したい