東京・丸の内ブリックスクエア1階に佇む「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」は、フランス料理の巨匠ジョエル・ロブションの料理哲学を受け継ぐパティスリー&ブランジュリーです。伝統に根ざしながらも独創的な発想で生み出される菓子とパンが並び、店内のカフェスペースでは出来たてのガレットやパスタ、ケーキやパンをその場で楽しめます。ロブションが大切にしてきた“素材の味を最大限に活かす”姿勢が息づく、上質で心地よい一軒です。 本店は、煉瓦づくりの落ち着いた街並みが広がる丸の内ブリックスクエアの1階にあります。緑に囲まれた広場に面したロケーションは、都心にいながら季節の移ろいを感じられる特別な環境。店内席に加えてテラス席も設けられており、ショッピングやビジネスの合間に、開放的な空気の中で焼きたて・作りたての一皿を楽しめるのも魅力です。 ショーケースには、ガトーやエントレメ(ホールケーキ)、焼き菓子、ギフトなど幅広いラインアップが並びます。フランスの伝統に基づく確かな技術を基盤に、季節ごとに新作や限定品が登場。口溶けのよいムースとビスキュイの重なり、フルーツの酸味とクレームの甘さの調和、香ばしいナッツの余韻など、素材の個性を繊細に引き出した味わいが愉しめます。パンは小麦の香りや発酵の旨みを大切に、外は香ばしく中はしっとりとした食感に仕上げられ、食事にもティータイムにも寄り添う一品が揃います。 店内カフェでは、そば粉の生地を使ったフランス・ブルターニュの郷土料理「ガレット」をオーダー後に焼き上げ、香ばしい香りとともに提供。軽やかな食べ心地ながら満足感があり、ブランチやランチ、早めのディナーにもぴったりです。パスタやサンドイッチ、スープといった軽食も用意され、菓子とパンの専門店ならではの提案力で、時間帯や気分に合わせた一皿を選べます。 2009年の丸の内ブリックスクエア開業とともに誕生した当店は、以来この街の日常に溶け込み、世代を問わず多くの人に親しまれてきました。パンに関しては、グルメサイトの「パン百名店」に複数年選出されるなど、日々の品質と丁寧な仕事ぶりが評価されています。