「川崎市民石けんプラント」きなりっこセット
市内小学校の給食で使用されたてんぷら油を回収して精製し、原料として作られた環境にやさしいリサイクル石けんです。この石けんは給食の食器洗いの洗浄剤として使われ、川崎の中で域内資源循環の環を作っています。台所はもちろん洗濯・掃除にもお使いください。 2018年、持続可能な発展に必要なリサイクルを促進する「かながわリサイクル製品認定制度」に認定されました。 よく泡立ち、水切れの良いスポンジをセットにしました。 【商品に関するお問合せ先】 事業者:NPO川崎市民石けんプラント TEL:044-276-0739
廃食油の回収リサイクル石けんの製造販売事業
1979年、琵琶湖で富栄養化の環境汚染問題がおこり、同じ頃、東京と川崎市の間に流れる多摩川は泡立っていました。
それらは合成洗剤による環境汚染が原因であると知り、「環境にやさしい石けんをつくりたい」そんな想いで「きなりっこ」を開発しました。
一人一人の生活の中に、環境にやさしい取り組みをしていくことが環境保護に繋がります。
環境にやさしく、肌にもやさしい石けん「きなりっこ」を全国の皆さまにお届けしています。
きなりっこのひみつ
水に溶けやすいのは→動物油脂を使っていないからです

使用済み食用油を原料にしている「きなりっこ」は、常温で固まってしまう性質を持つ牛脂などの動物油脂ではなく、固まらない植物油脂でつくりますから、常温の水でも溶けやすいのです。
ふんわり仕上がるのは→「低温炊き込み法」で作られるからです

川や海を汚さないのは→有害な助剤を使っていないからです

蛍光増白剤・ゼオライト・香料などの有害な助剤は一切入れていませんから、合成洗剤に比べ毒性がなく、分解も早く、水に流しても川や海を汚すことが少ないのです。
臭いがないのは→精製工程を工夫しているからです

そのあと白土を入れて臭いや不純物を吸着させ、フィルタープレスを通して精製します。
この5つの工程をていねいに行うことで臭いを取り除き、食器洗いでも人気モノとなっています。
石けんカスが出にくいのは→「純水」を使っているからです

純水は、カルシウム・マグネシウムなどの金属イオンを出さず、石けんカスが出にくい性質を持っています。
クシャミや涙が出にくいのは→10日間じっくり熟成させるからです

地域内資源循環都市KAWASAKI
使用済み食用油は、川崎市内小学校・保育園給食の現場、一般家庭、レストランなどの事業系店舗から回収します。
このうち2/3を占めるのは市内小学校給食で使われる米ぬか油で、原料となる米は非遺伝子組み換えのものとなっています。
回収された使用済み食用油を精製してつくったリサイクル石けん「きなりっこ」は、さらに回収先の小学校・保育園給食現場の食器洗い、各家庭・事業系店舗の台所・洗濯・掃除に使われています。

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