海に田んぼに！　恵まれた環境

徳永農園は、柏崎市西山町の浜忠（はまつだ）にあります。
柏崎市西山町は新潟県の海岸線沿いのちょうど真中辺りに位置し、のどかな田園風景が広がる一方、近くには海水浴場もあります。
海に山に田んぼにいい事づくめの素晴らしい環境の中で、主にお米を中心にオータムポエム（アスパラ菜）、ミディトマト、カリフラワー、枝豆などを栽培・販売しています。
徳永農園では、このような恵まれた環境の中で、皆様に安全で美味しいお米や野菜をお届けできるよう日夜奮闘しています。

　

新潟県特別栽培農産物認証の取得

徳永農園は新潟県特別栽培農産物認証を取得しています。
この制度は、新潟県内で農薬の使用回数及び化学肥料の使用量を慣行栽培の５割以下に削減して栽培された農産物を特別栽培農産物として、県が認証する制度です。
これにより、分りやすく統一された適正な表示を行い、安全・安心な農産物を求める消費者からの信頼を高めてもらうとともに、環境への負荷を軽減した生産方式の拡大などを図っています。

徳永農園では、その認証を取得した安心・安全な農作物をお届けしています！

　

安心・安全なお米を提供するために・・　“プール育苗”

プール育苗とは、平にした地面に木枠で囲いを作り、シートを張って中に水を入れ、その中に育苗箱を並べて潅水させ、苗を育てる方法です。
プール育苗する事により田植後と同じ環境を作ることができ、育苗中の病害の発生を抑制し、健苗の確保が期待できます。
また昼夜の気温の変化を緩和させる効果も期待できます。
入水のタイミングや水の深さ、温度管理等には気をつけなければなりませんが、育苗障害が少ないなどの利点から減農薬栽培などで広く普及しています。

　

新潟の自慢のお米3品種！！

米どころ新潟でイメージされるお米は、まずは“コシヒカリ”ではないでしょうか？
長年高い評価を受け続けているコシヒカリは、作付面積においても高い割合を占めているのが現状です。
新潟ではコシヒカリへ栽培が集中することにより、県全体の米の栽培時期が重なることを「リスク」と考えられるようになりました。
米の品種は収穫期が早い順に、早生、中生、晩生に分類されます。
中生に相当するコシヒカリに栽培が集中すると、気象災害による被害の拡大や、生産コストの増大が懸念されます。
その対策として、8年かけて開発されたのがコシヒカリよりも収穫が早い早生品種“こしいぶき”です。
その後、食味・品質面で安定しやすい晩生品種の開発に取り組み、7年かけて完成したのが新品種“新之助”です。
どれもそれぞれに特徴があり、新潟を代表する自慢のお米です！

コシヒカリ・こしいぶき・新之助の特徴は？

【 コシヒカリ 】

コシヒカリの最大の魅力は、その美味しさです。
特徴は、美味しいお米の代名詞とも言える、強い旨みと粘り！
それだけではなく香りやツヤ、炊き上がりの光沢を持った美しさ、歯ごたえのやわらかさなどどれも大変優れています。
口に入れると、コシヒカリ独特の強いお米の香りと旨みを感じられ、コシヒカリを食べ慣れた方にとっては他のお米では物足りなく感じてしまうほどです。
また、コシヒカリは本来反比例の関係にある粘り気と旨味のバランスが絶妙であり、程良い粘りと強い旨みを感じられるまさに日本米の王様と言えるお米です。

【 こしいぶき 】

コシヒカリを親に持つ「ひとめぼれ」と「どまんなか」をかけ合わせ、約800通りもの交配の中から選抜され誕生したのが「こしいぶき」です。
コシヒカリの美味しさは上記でご紹介しましたが、こしいぶきはコシヒカリと肩を並べる良品です。炊き上がりのつや、旨味、風味は負けず劣らず甘くてふんわりです。
では、コシヒカリとこしいぶきの違いですが、最も分かりやすいのは粘り気です。
コシヒカリが糸を引くほどもちもちなのに対し、こしいぶきは粘りが少なく炊いた瞬間から一粒一粒がしっかりした食感です。
冷めるともっと分かりやすく、甘くて美味しいのにべちゃっとしていない、冷めても美味しいお米です。

【 新之助 】

コシヒカリとは異なる新たな美味しさを追求し、これまでの新潟の品種改良の資産を活かした集大成として誕生した新品種が“新之助”です。
コシヒカリと比較されることで食味が磨かれた新之助は、食味官能試験の結果、外観・香り・味・粘り・硬さそして総合評価のいずれにおいても、コシヒカリと同レベルの高い評価を得ています。
しかしその特徴は大きく異なります。大粒できれいなツヤのある新之助は、炊き上がりはさらに美しく、お米がまぶしいほどに輝きます。
さらに、ほんのりとした香り、まろやかな甘味とコクの深さ、強い粘りとしっかりとした粒感を両立し、弾力を併せ持ちます。
他品種に比べて、ご飯が冷めても表層や粒全体が硬くなりにくく、本来の美味しさをキープします。