●商品説明 近年、富山県朝日町の海岸では、温暖化の影響でムラサキウニの大量発生し、海底の海藻を食べつくす問題が発生しています。 この問題に、新川高等学校コミュニティビジネス部の生徒が注目し、問題の解決と地域の魅力をPRするため、ウニと地元の規格外野菜を活用した「うにのリエット」を開発しました。 ※現在は国内産のウニを使用していますが、今後は町内でとれたウニを使用していく取り組みを進めています。 「リエット」とは、肉と野菜をペーストにしたもので、パンなどにのせて食べるフランス料理です。この商品は、2024年10月13日に開催された「高校生LOCAL FISH CAN グランプリ2024」で全国66チームの中から決勝大会9チームに選ばれ、4つの賞のうち「ベストグルメ賞」を受賞し、その美味しさと商品性が高く評価されました。 「うにのリエット」は、パンやクラッカーにのせて食べていただく以外にも、野菜スティックにディップしても美味しいです。また、パスタやチャーハンなどの炒め物に混ぜても美味しいです。 ●新川高等学校コミュニティビジネス部 新川高等学校コミュニティビジネス部とは、地域の魅力やビジネスの仕組みを学ぶ県内唯一の部活動です。これまでも地元企業と連携して、コーヒーやカレーなど、さまざまな商品を作っています。 ●商品開発の活動を通じて 「地域の課題を地域の魅力で解決する」という目標を掲げ、活動に取り組みました。 使用する野菜は、朝日町でこだわりのニンジンを作る「マッキーファーム」の野菜を使用し、缶詰も朝日町「有限会社テイストkanburiya」で加工し、すべてを朝日町で作ることができる大変エシカルな商品にすることができました。 また、パッケージデザインにもこだわり、裏面には朝日町の「春の四重奏」の風景を見ることができます。 朝日町をPRできる新たな土産品になればうれしいです。 今回の活動では、朝日町が抱える問題以外にも地域の特性や魅力を学ぶことができ、大変貴重な時間になりました。 この活動を応援していただいた地元の方々の優しさに触れることができ、改めて朝日町を支える人々のすばらしさを実感することができました。 この商品に注目していただき、朝日町や地元の高校生を応援していただければ幸いです。