九谷和グラスは、石川県が誇る伝統的工芸品、九谷焼と関東地方に今なお受け継がれている手作りガラス、江戸硝子を融合して出来た「和洋空間の自然調和」をコンセプトとして作り出されたグラスです。 接合部分の強度が母材破壊レベルに達していることが高く評価され、グッドデザイン賞（新領域部門）を受賞致しました。 上絵付は、大正元年に九谷焼のデザインとして完成された「白粒鉄仙（しろちぶてっせん）」。一粒一粒丁寧に粒を打ち、素地の表面を埋めていく技法は、100年以上の時を越えて受け継がれています。また、飲み心地の良い、手作りにこだわった九谷和グラスのガラス部分もまた、一つ一つ丁寧に吹き上げて作られたのち、10面の切子加工を行っています。型吹き硝子の特徴である気泡も見られ、工業製品にはない風情を感じていただけることでしょう。 万華鏡ショットグラスは、飲物を入れると底の文様がキラキラと浮き出てくるような神秘的な現象が起こります。お楽しみください。 ※画像はイメージです。 ※石川県内において、仕入れ→成形→素焼き→絵付け→焼成の工程を行うことにより、相応の付加価値が生じているもの。