伝燈寺里芋
石川県金沢市中山間地域には伝燈寺町がありそこには傳燈寺(伝燈寺)というお寺があります。伝燈寺は加賀藩第三代藩主前田利常の命により時の禅僧・千岳宗仭禅師が入寺し再興された加賀の禅刹です。 昔からこのあたりは湿田地帯で、れんこん、くわいぐらいしか栽培していませんでした。そこで、お米の代わりに栽培を始めたのが里芋だったそうです。今から三百年以上前、伝燈寺の千岳宗仭禅師が京都より持ち帰った里芋(たね芋)の栽培を村人にすすめ、やがて加賀藩全体に広まったと言われています。それが金澤伝燈寺里芋のルーツです。 現在では多くの里芋は交配が進み品種改良されています。そんななかで、金澤伝燈寺里芋は品種改良もゲノム編集も為されていない、本来の里芋のまま続いた伝統野菜のひとつです。 滑らかな舌触りやもちもちとした食感、旨味やコク、もっちりとして煮崩れしにくいため煮物に向いており、おでんにも最適です。 ●生産者様の声 栽培期間中、農薬も化学肥料を一切使わないで、堆肥を中心とした肥料で、虫はコツコツ捕殺して栽培しました。 安心して食べていただけるよう、誠実な農業を心がけて栽培しています。 ●注意事項 ・10℃程度で保存 ・里芋は寒さに弱いので、5度以下に長く置くと低温障害で変色するのでご注意ください。 ※画像はイメージです。 ※石川県内において栽培をおこなっている。
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