九谷焼 組湯呑 赤絵 2個1組 湯呑み 食器 ペアカップ 日本製 結婚祝い ギフト プレゼント F6P-2870
大小の組湯呑 2個1組セットです。 「赤絵」とは、赤い顔料(主に酸化鉄)を用いて絵付けを行う技法・様式のことです。 九谷焼においては、江戸後期から明治時代にかけて発展した代表的な絵付けスタイルであり、特に加賀藩の支援を受けた大聖寺藩(現在の石川県加賀市)を中心に発展した「赤絵」の組飯碗です。 ただ赤色で彩るだけではなく、極めて繊細かつ装飾的な文様で器面を埋め尽くすような表現が美しいです。 ■ 九谷焼とは 九谷焼(くたにやき)は、石川県加賀市が発祥の日本の伝統的な色絵磁器です。特にその華やかで力強い絵付けと、色彩豊かな美しさが特徴で、世界的にも高く評価されています。 ~歴史と起源~ 九谷焼の歴史は、江戸時代初期(1655年頃)にさかのぼります。加賀藩の支藩である大聖寺藩(現在の石川県加賀市)によって九谷村で開かれた九谷焼の窯が始まりとされ、これを「古九谷(こくたに)」と呼びます。 その後一度途絶えたものの、19世紀初頭に再興され、さまざまな技法や絵柄が生まれていきました。 ~ 特徴~ 1. 五彩(ごさい)の美 九谷焼は「九谷五彩」と呼ばれる、赤・青(緑)・黄・紫・紺青の五色を使った華やかな絵付けが最大の特徴。大胆で重厚な色使いが魅力です。 2. 手描きによる絵付け すべて熟練の職人が手作業で描くため、一点ごとに表情が異なり、まさに「一点もの」の芸術作品です。 3. 多彩なモチーフ 伝統的な風景画や花鳥図、吉祥文様から、現代的なデザインまで幅広く展開。和洋問わず現代のインテリアにもなじみます。 ~ 現代の九谷焼~ 現在では、日常使いの食器から美術工芸品、インテリア雑貨まで幅広いアイテムが作られています。特に加賀市では、伝統的な技法を守りながらも、若い作家によるモダンなデザインが注目を集めています。