「紫雲(しうん)」 高級小豆の代名詞とされる丹波篠山産の大納言小豆は、粒の色合い、艶、味、香り、どれをとっても逸品です。 その生産量は少なく、中でも高級品とされる大納言は貴重品として扱われるほどです。 この丹波大納言小豆ををふんだんに使用し、吉野産の本葛でまとめた贅沢な本格蒸羊羹です。もちろん、一切の添加物は使用していません。 「甘すぎて蒸羊羹は苦手・・・」 という方にも是非食べていただきたい逸品です。 「桃ゆめ」 ありそうでなかった本物の桃を使った桃山。 桃といっても使用しているのは成熟前に摘まれた桃の実(小桃)を使用。 小桃は若い爽やかな香りが口に広がり、熟した甘い桃とは違った繊細で上品な味です。 さらに小桃をバター風味の黄味餡をオーブンで焼き、独特の香りが立ち上がったところに、ブランデーをしみ込ませて仕上げた餡に包んでいます。 バターとブランデーの芳醇な香り漂い、ほっこりとした黄身餡に包まれた桃のコンポート(シロップ漬け)が絶妙なハーモニー。 ■生産者の声 【菓匠「三省堂」】 菓匠「三省堂」三代目として腕を振るう山田恵一郎さんは、代々続く伝統的な製法を引き継ぎながらも、 独自のアイディアで独創的な作品を次々に発表し、和菓子の味にうるさい先代からのお得意様から高い評価を得ています。 三省堂は大正12年創業の歴史を持ち、もうすぐ創業より100年の節目を迎える老舗です。 匠は40代までは東京で飲食業界に身を置いており、意外にも後継ぎとして入ったのは、 2代目でもあるお父様が体を壊して和菓子が作れなくなってからのこと。 東京での和菓子店修行やこれまでの飲食店のこだわり生かして老舗の味を守りながらも、 独創的な発想で次々と新しい和菓子作品を生み出していきます。 素材へのこだわりだけで独りよがりにならぬよう、皆様が本当に求めるもの、 皆様に喜んでもらえる和菓子作りに日々取り組む姿勢が、多くのファンを魅了しています。 伝統の味と独創的なアイディアの和菓子をぜひお楽しみください。