甲斐の開運、北麓スパークリングと與五右衞門

「井出醸造店」でつくられる「甲斐の開運金印」は、
冷やしても温めても美味しい万能なお酒。

米本来の、ふくよかな香りが楽しめるお酒なので、
お食事と合わせるのがおすすめです。

「與五右衞門」は華やかな香りをまとった
乾杯酒におすすめの吟醸酒。

フルーツなどの甘いものにも合わせやすい日本酒です。

「北麓スパークリング」は
同じ地域、同じ水で育てたお米を使った
スパークリング日本酒。

仕込み水と同じ水で作られたお米が
調和しないはずがありません。

もちろん、他のお酒にも同じ水が使われています。
美味しい日本酒のわけは
地域を流れる名水にあったのです。

地域の名水に支えられた酒造り

水は日本酒の命と言われています。
日本酒の、約80%が水でできているからです。

井出醸造店は江戸時代から
名水の水源地である河口湖で
酒造りをすすめてきました。

取水地は標高1150メートル。
どこよりも富士山に近い場所で
湧水を汲み取ることができます。

そのぶん、不純物が混ざらない
純度の高い水が手に入るのです。

井出醸造店は、日本で一番純粋な名水で
酒造りをしていました。
 

富士の湧水を生かした米づくり

北麓スパークリングに使われているお米は
地域の農家さんたちが栽培したものです。

河口湖は寒さが厳しい地域。
酒米の栽培は難しいと言われてきました。

しかし現在では、日本一標高の高い産地として
富士北麓米を生産し、そのお米で北麓スパークリングがつくられています。

米栽培を先導した井出醸造店は
河口湖産のものだけで製造した
「本当の地酒」を製造したいと考えていたと言います。

全国で多くの人に愛されているのは
地域の資源の価値を見つめ、
そして、新しい可能性にも目を向けた日本酒造りを
続けていたからだったのです。

地域の宝になりたい

地域の恵みに支えられ、
歴史を紡いできた井出醸造店。
代表の井出與五右衞門（いでよごえもん）さんは
「地域の宝となれる商品をつくりたい」と話します。

「たとえばこの地元を出て
東京に行った子がいたとするでしょ。

その子が地酒として
うちのお酒を持っていったときに、
県外の友人に『美味しいね』と評価されていたら、
うれしいじゃないですか」。

井出醸造店が美味しい日本酒をつくり続ける理由は、
地元に住んでいる誰かに、
誇らしく思ってもらえる商品をつくりたいから
そんなふうに願う気持ちにありました。