麗泉島
大月市にアトリエをかまえる陶芸家・徳丸鏡子さんの作品を市の返礼品として特別に提供していただきました。 ▼オーダーメイド作品 ご注文を頂き2カ月程度で制作します。1点もの制作のため参考図像とは完全に同じではありませんが、白蛇・牡丹と菊・水仙・百合・水紋などの構成要素は変わりません。 ▼コンセプト 蛇は知恵をつかさどる神、脱皮をすることで永遠の命を象徴する存在として広く世界中で敬われてきた存在です。 日本では縄文時代から水の神として、神そのものの化身として、また神様の使いとして敬われてきました。 循環と再生を表す生き物として金運上昇の象徴でもあります。 人は受精して生物の進化の歴史をなぞるかのように胎内で形態を変えながらヒトとなって生まれ出でてくることを何故だか古代の人々は知っていたようで、 日本には「人間はもともとは蛇だった」とする人類蛇起源説を伝説で持つ地方もあります。 私は日本の伝統的な水のパターンと蛇を構成することで、水源を讃え、水のように循環しこんこんとわき出でる生命感と豊かさを寿ぐことを「白蛇のいる『島』」で目指しています。 桐箱付き。










徳丸鏡子
徳丸鏡子
略歴
1963年 東京生まれ
1992年 多摩美術大学大学院修士課程絵画科油画専攻陶芸コース修了
1998年 山梨県大月市賑岡町浅利に築窯
展覧会
1991年 「変貌する陶芸・国際現代陶芸展」 滋賀県立陶芸の森陶芸館
1992年 「今織部・バサラの連中」 草月美術館
2007年 「魅せられる・・・今注目される日本の陶芸展」 滋賀県立陶芸の森陶芸館(~2012 英・仏・米に巡回)
2009年 「現代工芸の視点 装飾の力」 東京国立近代美術館工芸館
2011年 「ニューミレミアム・ジャパニーズセラミック」 ノーザンクレイアートセンター(米国)
2014年 「現代陶芸現象」 茨城県立現代陶芸美術館
2017年 「華やぎの陶・現代女性陶芸家7人の表現」 和光ホール
2022年 「炎に触れる・日本の女流陶芸家達」 ギメ東洋美術館(仏)
受賞歴
1991年 長三賞陶芸展 長三大賞
2006年 ポロック・クラズナー財団奨学金(米国)
2013年 タカシマヤ文化基金 タカシマヤ美術賞 他
アートプログラム
1996年より2018年まで 日本・アメリカ・アルゼンチン・台湾・中国 12か所の美術スタジオ・大学・美術館でゲストアーティストとして滞在制作・2003年文化庁芸術家海外派遣プログラムフェロー
パブリックコレクション・パブリックアート
フィラデルフィア美術館(米国ペンシルバニア)
コンテンポラリー・クラフト美術館(米国オレゴン)
ボストン美術館(米国 マサチューセッツ)
岐阜県立現代陶芸美術館
滋賀県立陶芸の森陶芸館
愛知県常滑市
兵庫県出石町
九谷焼技術研究所
(株)LIXIL
MICOM美術館 (アルゼンチン・オベラ)
新台北市立陶磁博物館(台湾・新台北市)
大分県立美術館・天庭 他