●フルーティーな香りのロゼワイン 山梨県産メルロー（韮崎市産約60％・北杜市産メルロー約40％）のロゼワインです。 全て自園産のブドウを使用し、八ヶ岳グランヴェールヴィンヤードで2022年に初醸造しました。 香りは完熟イチゴやレッドチェリーを思わせるフレッシュなフルーツの香りと、熟したベリー系の香りが特徴です。 鮮やかなピンク色が心を華やかに彩ります。 ●山梨県産ワインの秘密 山梨県は日照時間が長く、糖度の高いブドウがとれる銘醸地です。 糖度は発酵過程でほぼ半分の数値のアルコール度数に変わります。 そのため、高い糖度のブドウを収穫できることは、 ブドウ本来の美味しさを引き立て、豊かな風味のワインを作ることにつながります。 ●こだわりの栽培方法 高温多湿の状況下での栽培のポイントは、新梢の一番高い位置に設置したレインプロテクション（雨除け）です。 これによりブドウや葉が雨に濡れず、健全な成長を支えてくれます。 気象条件に合わせてブドウの成長をチェックしながら管理を行いました。 ●こだわりの醸造プロセス 韮崎産と北杜市産のメルロー100％のフリーラン果汁を一部抽出（セニエ）したあと、 ステンレスタンクを使用して発酵と熟成を行いました。 アルコール発酵終了後にマロラクティック発酵を行い、毎日、朝と夕方に温度を管理します。 五感を駆使してワインの状態を常にチェックし、3か月間のタンク熟成を経てボトリングしました。 ●理想的な温度は？ ワインを楽しむための最適な温度は8～12度です。 低めの温度でグラスに注ぎ、お料理のペースに合わせてゆっくりと温度が上がり、 ワインが開いていく変化も合わせてお楽しみください。 ●city farmの願い たとえば、耕作放棄地をいかに再生するか。 city farmには、長年ヴィンヤードづくりで培った技術とノウハウがあります。 未来を見据え、自然と人との営みを続けていくために、その土地の風土や気候にあった品種や栽培方法を選ぶことが大切です。 蓄積してきた経験や知識をもとに、長期的視点をもって『100年後にもこの場所にブドウ畑があり続ける』ことを目指します。