桃の自然な味を求めてこだわった土づくり 私たち「土葉会」は、桃本来が持つ自然の味を求め、桃づくりに適した土づくりに取り組んでいます。高価な化学肥料に頼るのではなく、食品残さや米ぬかなどで堆肥をつくってきました。その過程でたどり着いたのが「廃菌床」です。 廃菌床とはキノコを育てた後の培地のこと。コーンコブ（芯）を主原料とする培地には、豊富な栄養素と、たくさんの微生物が残されています。そこにさらに発酵鶏糞や有機質肥料、フミン酸を加え発酵させたものを畑にまくことで、微生物の活動が活発化します。するとふかふかで根張りのよい土ができあがるのです。 樹上完熟させたものをお届け せっかくこだわってつくった桃だから、一番おいしい状態で食べてほしい。そんな思いがあるからこそ、私たちは樹に成った状態で完熟するギリギリのタイミングまで待ってから収穫・発送しています。鳥に突かれたり、風に煽られたりして傷つき、商品にならない「はね出し」は多くでますが、それでも完熟した桃の本当のおいしさを知ってほしいのです。 減農薬栽培だから皮まで食べてほしい 届いたら風通しのよい場所で常温保存し、お早めにお召し上がりください。召し上がる際は１時間くらい前に冷やすと、よりおいしくお召し上がりいただけます。 そして出来たらよく水洗いした後、皮ごと召し上がってみてください。桃は皮に近づくほど甘く、香りがよいもの。皮ごと食べると果汁で手も汚れにくいですし、皮には美容効果が期待される「カテキン」やむきみ解消に役立つ「カリウム」、肌荒れ予防に効果的な「ビタミンE」など豊富な栄養素が含まれています。水を流しながら手のひら全体で優しくこすれば、産毛や農薬もほとんどとることができますよ。 減農薬栽培で育った桃だからできる贅沢な味をお楽しみください。